無自覚なクソ男・木村慧人“京介”が起こす泥沼三角関係 歪な“愛”が詰まった1〜6話を振り返り<さっちゃん、僕は。>

2024/07/23 11:29 配信

ドラマ 動画

「さっちゃん、僕は。」第1話より(C)「さっちゃん、僕は。」製作委員会

FANTASTICS木村慧人主演ドラマ「さっちゃん、僕は。」(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系/Netflixにて配信)の第1〜6話を振り返るダイジェスト版が、7月23日(火)に放送される。ダイジェスト版の放送とあわせ、「さっちゃん、僕は。」各話を本記事でも振り返る。※ダイジェスト版は深夜0時06分-0時36分に放送

地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まるインモラルラブストーリー

本作は、朝賀庵による同名漫画を木村慧人主演で実写ドラマ化。大学進学のために地方から上京した片桐京介(木村)は、地元に残した彼女“さっちゃん”こと早智(中山ひなの)と遠距離恋愛中。だが、ひょんなことがきっかけで知り合ったアパートの隣人の人妻・紫乃(石川恋)と肉体関係を持ってしまう。インモラルな展開の連続で、背徳的な三角関係が繰り広げられる。本当の愛が分からない男・京介が選ぶのは地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まる、破滅的な恋の物語。

キャストには木村、中山、石川の他に、樋口日奈のせりん田中偉登平野莉玖キム・ヒョンユルオム・テミン葵うたの桜田通らが登場する。

「さっちゃん、僕は。」第2話より(C)「さっちゃん、僕は。」製作委員会


第1話 木村慧人“京介”妖艶な人妻から“愛”を問われ浮気関係に

「さっちゃん、僕は。」第1話より(C)「さっちゃん、僕は。」製作委員会

片桐京介(木村)は大学進学のため、地元を離れ一人東京で暮らしている。地元には、中学時代から付き合っている彼女の小山内早智(中山)がおり、遠距離恋愛中だが平穏な大学生活を過ごしていた。

地元に残った早智は京介に手紙を書いて、返事が来る日を楽しみに待っている。そんな日々が過ぎ、早一年。ある日、京介は偶然拾った落とし物を届けるため、隣人の部屋を訪ねる。出てきたのは風呂上がりで色香あふれる大人の女性、国木田紫乃(石川)だった。目のやり場に困りながらも、京介は部屋を後にする。

その日以来、何度か紫乃に声を掛けられていたが、紫乃が夫の要(桜田)といるところに出くわし、結婚をしている事を知る。出張のため要が去ると、紫乃から彼女のことが好きか?と京介は問われる。「好きじゃなかったら付き合っていない」と即答する京介だったが、続けて投げかけられた「じゃあ愛してる?」という問いには答えることができなかった。

紫乃は「(彼氏と彼女や、夫と妻のように)関係が明確でも愛しているかは分からないってこと」と続け、困惑する京介に「ここ(紫乃の部屋の扉)を越えたらわかるかもしれないわね…知りたくない?」と畳み掛ける。大人の色香と大胆な誘惑に、京介は抗えるはずもなく、引き寄せられるように部屋へと吸い込まれ一線を超えてしまう。

体を重ねる京介と紫乃を描きながら、地元の彼女“さっちゃん”の純粋な手紙が本人のナレーションで朗読される心が苦しくなるようなエンディングに続き、紫乃の夫・要の歪んだ愛情と、不穏な展開を匂わせる描写にSNSでは「田舎な純情な彼女を裏切らない方がいいと思う!」「かなり危険なムード」「刺激が強い…!」などの声が寄せられた。

「さっちゃん、僕は。」第1話より(C)「さっちゃん、僕は。」製作委員会


第2話 自覚のあるクズ、無自覚のクズ

紫乃と一夜を共にしたまま朝を迎えてしまった京介は、慌てて自宅に戻ると昨夜の出来事を払拭するかのように一心不乱にシャワーを浴びる。しかし、壁越しのノック音に導かれるように紫乃の部屋を訪ねてしまい、再び身体を重ね合わせるのだった。

何も知らない早智は、長年付き合っているのに京介と身体の関係がないと友達に相談をする。そんな関係で続ける遠距離恋愛の危うさを説かれるが「私は京くんを信じてる。浮気はしないって約束したし」と、気にしない素振りを見せる早智。しかし、一抹の不安が芽生え始めていた。

そんな中、大学で京介はクラスで同じグループになったプレイボーイの朝日(のせりん)から「俺と同じ匂いがする」と意味深な言葉を投げかけられる。さらに、紫乃と二人でコンビニエンスストアでコンドームを買っている姿を朝日に見られ、動画まで撮影されてしまう。

翌日、「俺と同じ」と朝日に言われたことを受け入れられない京介だったが、紫乃との関係を断てないでいた。さらに大学生活でも友人たちを巻き込んだ不穏な恋愛模様が展開されていく。

「さっちゃん、僕は。」第2話より(C)「さっちゃん、僕は。」製作委員会