階段から落ちた京介が病院で目を覚ますと、不安そうな顔でこちらを見つめる早智の姿があった。
早智は、美鈴から京介が入院したことを聞き、急いで東京へと向かったのだ。そして、京介の着替えを取りにひとりアパートへ向かい、入院中に必要なものを用意していると、紫乃が訪ねてくる。京介が入院したことを聞いた紫乃は、着替えを探す早智を手伝うのだった。
一方、入れ替わりで病院にお見舞いにきた美鈴に浮気のことを問われ、京介は自分の幼い頃の話をし始める。複雑な環境で育ち、愛がなんだかわからず悩む中、純粋すぎるほど真っすぐに思いを寄せてくれる早智をまぶしく感じていたこと、「好き」というよりも「好きになりたい」と思っていたことに京介は話し始めて気が付く。
そして、着替えを持って再び見舞いにきた早智に京介は別れを告げるのだった。
京介に別れを告げられた早智は別れを拒否するが浮気を告白され、その場から逃げるように病室を飛び出す。京介は、その話を聞いた美鈴から責め立てられるも何も言い返せずにいた。
そのまま地元へと戻った早智は大学で気丈に振る舞うものの、様子がおかしいと気づき寄り添ってくれた伊勢埼(田中)に全てを打ち明ける。裏切られても京介に対する思いを断ち切ることができない早智は、静かに感情のコントロールを失っていく。
一方、退院した京介は紫乃に早智とのことを聞かれるがまま話していた。紫乃からしばらくは別にある本宅へ戻ると告げられるが、落ち込む京介に響くことはなかった。
そんなある日、大学から帰宅しようとする早智の前に京介が現れる。部屋に忘れたカーディガンを届けにきた京介は改めて別れを告げるが、早智はやり直しせないかと問いかけ大胆な提案をする。「ほかの人とセックスしてもいいよ」。
早智は、きっと誰も愛することができないという京介を「私が愛する気持ちを教えてあげる」と言って抱きしめる。そして二人はラブホテルに向かい、京介は慣れた手つきで早智のブラのホックを外し、ゆっくりと彼女を押し倒すのだった。
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