与田祐希“リコ”、父・矢柴俊博“浩一郎”とプラモ作りで距離を縮めた「お父さんにはお父さんのやり方があると思う」<量産型リコ>

2024/07/23 11:15 配信

ドラマ レビュー

父と祖父、それぞれが作ったプラモデルを見てほほ笑むリコ(与田祐希)(C)「量産型リコ」製作委員会2024 (C)創通・サンライズ

乃木坂46・与田祐希が主演を務める木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか/Leminoにて配信)の第4話「金になる」が7月18日に放送された。リコ(与田祐希)の父・浩一郎(矢柴俊博)は、家族のためにどんな危険を冒してでも働く優しい父親だが、謎も多い。リコが仕事の悩みを打ち明けると、緊張した浩一郎は何もアドバイス出来ずにその場から逃げ出してしまった…。(以下、ネタバレを含みます)

シリーズ3作目にして最終章のテーマは「家族」


2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた「量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-」。翌2023年7月期には“もう1つの世界”を描いた「量産型リコ-もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-」が放送された。

そして今回、シリーズ3作目にして最終章となる「量産型リコ」が再々始動。テーマは“家族”で、祖父の死をきっかけに実家に帰ってきた主人公・小向璃子(リコ)とその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマとなっている。

おなじみのキャストと新たなキャストがリコの物語を彩る


しっかり者の小向家の長女・侑美役を市川由衣、甘え上手な末っ子・香絵役を佐月絵美、優しい性格で心配性な父・浩一郎役を矢柴俊博、アイドルの沼にはまっている母・由里香役を浅香唯、家族全員のことが大好きな優しいおじいちゃん・仁役を森下能幸が演じている。

また、3シリーズを通して共通の存在であるプラモデル店「矢島模型店」の店主“やっさん”こと矢島一役を田中要次が、アルバイト・アオ役の石田悠佳(LINKL PLANET)が前作に引き続き出演。

リコ「お父さんって謎じゃない? どんな人なんだろ…」


相変わらず、のんびりと実家で夏を過ごしているリコ(与田祐希)ら三姉妹。悩みがあることを察した姉・侑美(市川由衣)が「お父さんに相談してみたら?」と提案すると、リコは「お父さんって謎じゃない? どんな人なんだろ…」と聞き返し、侑美は笑って「お父さんは」と答えようとするが、言われてみればどんな人なんだろうという感じで説明できず、「…お父さんでしょ」と返した。

その次のシーンで、役所勤めの父・浩一郎(矢柴俊博)の仕事の様子が映し出されるが、空き家を調べていると思われるが、息を荒げながら「誰かいるんですよね? 全部知ってるぞ」と、矢柴自身が演じたドラマ「ガンニバル」のセルフパロディになっていてクスッとさせられた。

そんな浩一郎にリコは「お父さん、正社員の試験受けようか迷ってる。うちの会社結構ブラックで、残業が多いし、パワハラめいたことも多くて」と相談し、「人生に迷ってる娘に言葉をください!」とお願いすると、浩一郎は緊張した面持ちで「タバコ吸ってくる!」と行って出ていってしまった。