森香澄、憧れのつんく♂楽曲に感激「この曲は絶対に16ビートを刻みながら踊らねば! と意識していました」<伝説の頭 翔>

2024/08/02 06:00 配信

ドラマ インタビュー

「私はオタクとして声を出すべきだなって思いました(笑)」


――街スケとしての撮影もすでに進まれていると思いますが、改めて現場の様子はいかがですか?

最初(街スケメンバーと)出会ったのがダンスレッスンからだったので、本当にもう「メンバー」って感じで。なので(撮影でも)メンバーと演技をしているような変な感覚なんです。友達であり、メンバーであり、でも共演者であり、みたいな。

かなり仲が良いので、カメラが回ってない時とかオフの時間とか待ち時間とかも、ずっと喋ったり踊ったり写真撮ったり何か食べたり、本当に「学校か!」ってくらい楽しんでます(笑)。


――アイドルグループでは「〇〇担当」といった担当があると思いますが、森さんご自身は女性同士のグループの中ではどんな役回りになりがちでしょうか? 今回の街スケメンバーの皆さんとの会話の中での役割などもあれば教えてください。

プライベートで同年代の子たちと話している時はツッコまれることも多いんですが、(街スケメンバーには)20歳の子(=志田こはく)がいるので。私とは9歳も差があるので、メンバーと一緒にいる時はツッコミ役をしていることが多いです。あとは会話の中で出てきた言葉について「その言葉知らない」って言われたら、それを説明してあげたり。


――ドラマの中でも披露されている街スケの楽曲「バッキャロー!LOVE」は、つんく♂さんの書き下ろし楽曲ということですが、楽曲の印象を教えてください。

もう「つんく♂さんの曲だ!」って感じですね。私自身本当にモーニング娘。とか℃-uteとか(つんく♂さんが手掛けてきたアイドルが)大好きですし、もともとアイドルが好きな人間からすると、「つんく♂さんの曲を踊れるんですか?」「しかも私たちのために作ってくれたんですか?」って本当に感動で。

やっぱりハロプロ好きの人間からすると、「この曲は絶対に16ビートを刻みながら踊らねば、歌わねばならん!」って思いながら。そこは意識させていただきました。


――ライブシーンの撮影では、ファン役の皆さんがコールをされていたと思いますが、コールを浴びながら歌って踊るのはいかがでしたか?

気持ちいいです(笑)。私の役はお客さんを煽る演技も結構多いんですが、「おめえら聞こえねえよ!」「声出てんのか?」みたいに言うと、「わぁ~っ!」みたいな感じで(反応が返ってくる)。

私はいつも「わぁ~!」って言っている側にいるんですけど(笑)、やっぱり「わぁ~!」って言ってくださるとこっちも気分が上がりますし、それがパフォーマンスにもつながるんだなっていうのを学びました。やっぱり私はオタクとして声を出すべきだなって、そこの学びにもなりました(笑)。

森香澄 撮影=永田正雄



街スケのダンスで「アイドルのすごさ」を再認識


――これまでSNS等でもたくさんダンスを披露してこられたかと思いますが、今回のアイドル的な振り付けはやってみていかがでしたか?

これだけ本格的にやったのは初めてですし、歌いながら踊るというのは今まで経験がほとんどなかったんです。かなり激しい振り付けですしキーもかなり高いので、大変だとは思っていましたけど想像以上に大変です。やっぱりアイドルって体力がないとできないんだなっていうのは再認識しましたし、「あの細い体でみんなどうやって踊っているんだ…」って改めて尊敬しました(笑)。


――1曲歌いきるだけでも息が上がってしまう感じなんでしょうか?

本当そうですね。肩で息をするみたいな感じになっています。


――ダンスレッスンの様子はどんな感じでしたか? やはり「部活」という感じだったんでしょうか?

完全に部活ですね。先生がいて、「はい、もう一回やるよ!」って声をかけられて、一回踊って、先生から注意を受けて、みんなゼエゼエ言いながら「ちょっと一回タイムで…」ってお水を飲んで、また踊って…みたいな。

毎回3~4時間はやっていました。ダンスの経験者じゃない子も多かったので、それぞれのスキルにもバラつきがありましたし、(振り付けだけでなく)フォーメーションとかもあったので、練習はかなり重ねていました。


――そこまで仕上がった歌とダンスとなると、今後音楽番組などで披露するという展開もありそうですが…。

(笑)。まずは「伝説の頭 翔ファンミーティング」のステージで生パフォーマンスがあるので、そこに向けて頑張っていきます!

森香澄 撮影=永田正雄