森香澄、憧れのつんく♂楽曲に感激「この曲は絶対に16ビートを刻みながら踊らねば! と意識していました」<伝説の頭 翔>

2024/08/02 06:00 配信

ドラマ インタビュー

ドラマではせりふが聞き取りやすいことが仇になる?


――フリーアナウンサーに転身されて以降さまざまなドラマに出演されて、最近は主演も務められていますが、以前からお芝居に興味はお有りで、やってみたいと思われていたのでしょうか?

もともとドラマを見るのがすごく好きで、小さい頃からずっとドラマを見てきたので「いつかやってみたいな」っていう思いはあったんです。(テレビ東京を)退社した時に一番やりたいことがお芝居だったので、すごくたくさんの機会を頂けてうれしいです。


――最初にドラマのオファーを頂いた時はいかがでしたか?

最初に出演させていただいたのは単発ドラマのアナウンサー役で、その後レギュラーキャストとして入らせていただいたのが「たとえあなたを忘れても」(2023年、テレビ朝日系)というドラマだったんですが、その時は本当にどうしたら良いかわからなくて。

オーディションで役を頂いたんですが、「アナウンサーっぽく喋る癖」がどうしても付いてしまっていて。自分ではそういう意識はなかったですし、実際にアナウンサーっぽく喋っているわけではないんですけど、(せりふが)聞き取りやすすぎることが仇になるので、それを改善するのが大変でした。


――アナウンサーとしてフラットに、感情を出さず伝えなければいけなかったところから、気持ちが乗った喋り方をしないといけないという変化は大変なことですね…。

「伝えよう」と思うとどうしてもわかりやすく伝えちゃう癖が出てしまって、「聞き取りやすすぎる」って指摘されることがあったので、そこは最初に壁にぶち当たりました。


――フリーになられてから1年弱ほどで、最近はテレビでも見ない日がないくらいご活躍されていますが、今のお仕事での活躍ぶりについてはどのようなご感想をお持ちですか?

信じられない気持ちですね。1年前は全く想像できてなかったお仕事をたくさん頂いて本当ありがたい限りだなというのはすごく思っています。

局のアナウンサーだったので、(演者に)オファーをする制作サイドの裏側を見てきているだけに、オファーを頂けることのありがたみはすごく感じていますし、その気持ちを忘れちゃいけないなというのはすごく思っています。

いろんな番組に出たいのはもちろんそうなんですが、一回呼んでくださった方にもう一回呼んでいただけるのはすごくうれしいなと、最近特に思っています。

森香澄 撮影=永田正雄



「マネージャーとアイドル、京子と森香澄のギャップを楽しんで」


――今回のスケバンというキャラクターにちなんで、「これをされたらキレる」など、森さんの中で我慢ならないことなどあれば教えてください。

すごく小っちゃい話で申し訳ないんですが、例えば気になる方とかお付き合いするかもしれないって方がいた時に、ラーメンを全部すすり切らずに途中で切る人だとそれだけで除外しちゃいます(笑)。

自分で切った短い麺が最後(丼の底に)いっぱい残っちゃって、最後その箸ですすれない麺を一生懸命レンゲですくって食べてるのが私の中で「蛙化(現象)」なんです。それを友達がやっていても、友達には蛙化って起こらないから別にいいんですけど、気になる人にだけはそれをされると嫌ですね(笑)。


――最後に、ご自身の役どころのポイントを含めて、ドラマの見どころをお願いします!

辻沢京子っていう役はスケバンアイドルという役で、マネージャーとしての京子と街スケのリーダーとしての京子のギャップがかなりあるので、まずそこのギャップを楽しんでいただきたいっていうところと、普段の森香澄と京子のギャップもぜひ楽しんでいただければなと思います。

ドラマ全体としては、(主人公・伊集院翔が頭を務める)「グランドクラス」のメンバーたちのアクションシーンがすごいんです。炎天下での撮影で大変だったと思うんですけど、みんなすごく頑張っていたので、そこもぜひ注目していただきつつ、そんな彼らと街スケがこれからどう関わっていくかを、ぜひ楽しみにしていただければなと思います。

森香澄 撮影=永田正雄