日向坂46四期生がバズるダンスの秘訣を学ぶ 最年少メンバーの“鳩ダンス”がキラリとアクセントに<もっと!日向坂になりましょう>

2024/08/05 12:00 配信

バラエティー アイドル

「もっと!日向坂になりましょう」第9回が8月5日にLeminoで配信された(C)NTT DOCOMO, INC.

日向坂46の四期生が、さまざまなプロフェッショナルを目指して成長していくLeminoのオリジナルバラエティー「もっと!日向坂になりましょう」。8月5日に配信された第9回では清水理央藤嶌果歩宮地すみれ渡辺莉奈が“バズるオリジナルダンス”に挑戦している。ただ踊るだけではなく、振付の自作にも挑んでいく彼女たちだが、ちょっとしたところにもそれぞれの個性をのぞかせていく。

キャッチーなダンスに定評のある日向坂46


シングル表題曲だけでも「キュン」「ドレミソラシド」「君はハニーデュー」など、キャッチーなダンスも見どころな楽曲を発信してきた日向坂46。2022年9月に加入した四期生も「シーラカンス」「見たことない魔物」「雨が降ったって」と、日向坂らしいフレッシュなナンバーを経験してきた。だがさらに同世代でのブレークを狙うべく、ダンスの感性を磨いていく。

今回四期生を見守る見届け人は、ダンスが得意な先輩の一期生・東村芽依。講師はanoの「ちゅ、多様性。」などの振付を手掛けたダンサーで、コレオグラファーの3人組グループ・パワーパフボーイズという顔ぶれ。いかにかわいく、そして覚えやすいダンスにしていくか。パワーパフボーイズからレクチャーされた発想のヒントは「日常生活から切り取る」「ギャップを見せる」「緩急をつける」といったものだ。

「緩急をつける」とは、笑顔と真顔を瞬時に切り替えるテクニックだが、ここで藤嶌と宮地が実演してみる。すると藤嶌は真顔になろうしても笑みがこぼれてしまい、宮地はキメ顔のつもりが「キレ顔」のようになってしまう。2人ともキュートさが売りの正統派アイドルなだけに、頑張ってシリアスな表情でギャップを作ろうとしていた。

好きなものをモチーフにしたオリジナルダンスを考案


四期生曲「ブルーベリー&ラズベリー」のサビ部分にオリジナルのダンスを考えていくところで、アイデアが光ったのが最年少メンバーの渡辺。“鳩のしぐさ”をヒントに、ひらひらと羽ばたいたり、鳩の首の動きを手でのかわいい振付に生かしていった。メンバーのモノマネが得意で「世界のワルリナ」のキャッチコピーをもらっている渡辺だが、ここでも観察力を発揮した。

チアダンスが特技の清水は、好きな食べ物のアイスをモチーフにダンスを考案。「雨が降ったって」「シーラカンス」などでも見られる伸びやかなダンスを生かす。

北海道出身で「のんびり北からかほりん降臨」のキャッチフレーズを持つ藤嶌は、とにかく笑顔がチャーミングなメンバーの一人。自身が考えた振付でも「初恋」をテーマに、ハートを随所にあしらってあざといダンスを踊ってみせた。彼女は6月にエスコンフィールドHOKKAIDOでファーストピッチを務めた時、「きつねダンス」に加えて、2024年からファイターズガールが踊っている「わちゅごなダンス」にもチャレンジ。その様子はTikTokにも投稿され、わちゅごなダンスでは格好良さにも寄せた彼女のダンスを見ることができる。

しばしば「ぶりっ子」に振り切った王道キャラがクローズアップされる宮地は、振付のテーマに「アニメの変身シーン」を選んだ。アニメ好きであり、10thシングル「Am I ready?」に収録された四期生それぞれの個人PVの中で宮地のPVのタイトルは「美少女スーパーアイドル すみレジェンド」。“美少女スーパーアイドル”への変身シーンを演じた。こんなふうに変身ヒロインにも憧れている彼女は番組でも絶対に笑顔を絶やさず、キュートなアイドルぶりを貫いている。

番組では4人の個性を合体させ、それぞれ考えた振付を1曲にまとめていく。今回覚えた“バズるダンス”の極意も、いつかフェスやライブで発揮できる日が来てほしい。

◆文=大宮高史