デッドプールとウルヴァリンの2大ヒーローが共演する、アクション・エンターテイメント最新作「デッドプール&ウルヴァリン」。日本時間の7月23日、アメリカ・ニューヨークにてワールドプレミアが開催され、デッドプール役で本作の脚本・製作も手掛けるライアン・レイノルズをはじめ、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、監督のショーン・レヴィらが登場した。
デッドプールは初作「デッドプール」(2016年)で公開当時世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録、その続編となる「デッドプール2」(2018年)ではさらに記録を塗り替え、1,120億円を突破しR指定映画の世界歴代記録をことごとく更新。なお「デッドプール」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
なんでもアリの“破天荒なクソ無責任ヒーロー”として活躍するデッドプール、そして驚異的な治癒能力と不死身の肉体を持つ“キレるとヤバい、最恐アウトロー”なウルヴァリン。本作ではそんな2人がタッグを組み、世界の命運を賭け暴れまわる。
ウルヴァリンとの共演が実現したことについてライアンは、「これまではいつか実現するだろうというくらいだったんだけど、本当に夢が叶ったんだ。こんなに良い撮影体験をしたことはないし、結果的に想像以上のものができることもあまりないことだと思うよ。それも、大部分はヒューのおかげなんだよ。彼は唯一無二のウルヴァリンだし、彼がやることは本当に特別なんだ」と、ヒューへの敬意を表現。
これに対してヒューは「ライアンは脚本と製作も担当していたし、僕のキャラクターや他のキャラクターを彼自身のキャラクター以上に大事にしてくれたんだ。それにウルヴァリンについて、20年以上もかけて理解できなかった部分を今回やっと理解できた気がするんだ」と、ライアンとのコラボレーションによって、新たな発見もあったと充実感をにじませた。
また、本作の公開を待ちわびていたファンに対してヒューは、「24年前に始めた頃からここにいられるのは、みんなのおかげだと思う。みんなの応援や情熱などがなければ、僕たちのキャリアやこの映画も成り立たなかっただろう。この映画を多くの人に観てほしい、みんなのために作られた映画だから、絶対に楽しんでほしいよ」と、感謝の気持ちを語る。
すると、ライアンも「この映画はパーフェクトな体験ができるんだ。決して映画の宣伝ではなくて、本当に純粋な楽しさをみんなに提供できると思っているよ。観客が劇場に行って自分のお金を払って何かを見るとき、その期待に応えるものを届けたいといつも思っているんだ。この映画はR指定だけど、それを利用してさらにキャラクターのリアルな物語を伝えているんだ。僕たちが目指したのは、観客が劇場を出るときに『人生で最高の時間を過ごした!』と感じられる映画を作ることだったんだ。この作品はそれを実現できたと思うから(みんなに観てもらうことが)本当に楽しみなんだ」と、ファンへ熱いメッセージを送った。
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