サラリーマン・三上悟がスライムのリムル=テンペスト(CV:岡咲美保)として異世界に転生、さまざまな種族が共に暮らせる理想の国作りに奮闘する「転生したらスライムだった件」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)。2021年以来となるTVアニメシリーズ第3期では、「魔王達の宴(ワルプルギス)」を経て正式に魔王となったリムルの元へ、魔物を敵視する神聖法皇国ルベリオスの聖騎士団長・ヒナタ(CV:沼倉愛美)が訪れる「聖魔対立編」が描かれ、2クール目からは開国祭に向けての「魔都開国編」が描かれている。第63話(第3期15話目)「謁見式」は、開国祭を目前に控えて行われた「謁見式」の様子を描く。(以下、ネタバレを含みます)
地下迷宮の作り込みをするリムルたちの元へ、魔王のひとりであるミリム・ナーヴァ(CV:日高里菜)がやってくる。迷宮運営の仕事を任されて楽しそうなラミリス(CV:春野杏)やヴェルドラ=テンペスト(CV:前野智昭)を羨むミリムは、自分にもなにか仕事を任せてほしいとリムルに嘆願。迷宮内に配置したいと思っていたドラゴンの捕獲を頼むと、ミリムは見事に4体のドラゴンを捕獲し、迷宮のグレードアップに貢献するのだった。
冒頭、久しぶりの登場となったミリムだったが、さっそく彼女の奔放さと可愛さが爆発。お調子者でノリのいいミリムは、同じく賑やかなラミリスやヴェルドラとの相性も抜群で、3人のわちゃわちゃはいつまででも見ていられる。ちなみにミリムとヴェルドラは、「魔王達の宴(ワルプルギス)」の場で、互いに殺意はないものの激しいバトルを繰り広げており、純粋な戦闘力ならこの世界でもトップクラス。だからこそ、このような平和なひとときは見ているだけでほっこりさせられる。これにはSNSでも「あーホント ラミリスたん可愛い可愛いwww」「ミリム可愛すぎ。もう今週の疲れ飛んだ」などの声があがっていた。
開国祭に向けて会議を開くリムルたち。現在、ジュラの大森林に住む各種族の代表たちが続々とテンペストに集まってきており、新魔王に就任したリムルを見定める動きがあるという。そこでリグルド(CV:山本兼平)とシュナ(CV:千本木彩花)は、こちらから「謁見式」を開き、各種族の代表たちにリムルをお披露目したいと提案。こうして始まった3日間にも及ぶ「謁見式」の初日は、リザードマン族の首領であるアビル(CV:志村知幸)やトライア(CV:阿澄佳奈)、ドリス(CV:前田佳織里)などが謁見し、リムルは久しぶりの再会を懐かしむのだった。
「謁見式」の1日目は、父親であるアビルの目の前でリムルから褒められるガビル(CV:福島潤)の嬉しそうな表情が印象的。かつて父への反抗心から内乱を起こした苦い過去をもつガビルだが、リムルのもとで立派に役目を勤めていることを父から認められた形で、これは心から嬉しいに違いない。建物の陰から心配そうに見守るガビルの側近たちのリアクションも含め、心温まるシーンだった。またトライアとドリスを筆頭に、樹妖精(トライアド)と樹人族(トレント)がラミリスの庇護下に入り、みんなで迷宮内へ移住することになったが、こちらもラミリス含め、みんなの嬉しそうな表情が光っていた。
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