眞栄田郷敦、学生時代はサックスに熱中「いろんなものを犠牲にしながらやっていた」<ブルーピリオド>

2024/07/25 13:58 配信

映画 会見

眞栄田郷敦、「ブルーピリオド」POP-UP STOREオープニングイベントに登場(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

8月9日(金)より全国で公開される映画「ブルーピリオド」のPOP-UP STOREオープニングイベントが7月24日に東京・原宿で開催され、主演の眞栄田郷敦と、本作の主題歌を担当したWurtSが登壇した。

眞栄田郷敦、WurtSの印象は「すっごい柔らかい感じの方で安心しました(笑)」


本作は、「月刊アフタヌーン」での連載開始以降累計発行部数700万部を超え、「マンガ大賞2020」も受賞した山口つばさ氏の同名漫画が原作。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に没入していく姿を描く。

イベント直前には、主人公・矢口八虎を演じた眞栄田が竹下通りにサプライズ登場。その場に居合わせた若者たちは、眞栄田の突然の登場に大熱狂。学生が集まる街ということで、放課後のエピソードや夏休みの思い出を語りながら竹下通りを歩いた。

イベントがスタートすると、夏休みの竹下通りの思い出について二人に質問が。すると眞栄田は「学生時代は竹下通りに来ることが考えられなかったです」と返答。WurtSも「僕は“陰キャ”だったんで、来れなかったですね(笑)」と話し、会場を笑わせた。

この日が初対面となった二人。眞栄田はWurtSの印象について、「曲がすごくオシャレなので、もっとイケイケな方かなと思ってたんですけど、すっごい柔らかい感じの方で安心しました(笑)」と正直な思いを吐露。加えて、眞栄田がWurtSの撮影時のポージングがうまいと褒めると、WurtSは「初めて言われました」と照れる場面も。

そんなWurtSは、「初めて役者さんとお話させていただいた機会だったので、話し方もかっこいいし、考えている事とか参考になるところが多かったので、お会いできてよかったです」と明かし、二人は笑い合った。

眞栄田郷敦、WurtS(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会


WurtSの生歌唱に眞栄田郷敦が感動「この曲が主題歌で良かったな」


本作のために書き下ろした主題歌「NOISE」について、WurtSは「ブルーピリオドのことは原作から知っていたので、イメージがあったりしたんですけど、物語自体に葛藤が描かれていると思っていて。葛藤から成長していく過程を曲に落とし込みたいと思っていて、テーマとして一つ“葛藤”があったと思います。『まだか』という歌詞があるんですけど、走っていてまだかな、まだかなというのを夢で見て、自分と葛藤していた部分と作品のリンクを感じました」と制作秘話を告白。

楽曲の印象について眞栄田は、「作品を見終わって、曲も相まって、この作品に出れてよかったなと思いましたね。見終わった後にすごくエネルギーをもらえる作品だと思いますし、この作品にふさわしい主題歌にしていただいたと思います」と思いを語った。

ここでWurtSがアコースティックバージョンで「NOISE」を生歌唱。拍手喝采が起こり、会場が熱い雰囲気に包まれた中、眞栄田は「カッコよかったですね! 改めてこの曲が主題歌で良かったなと思いました」と絶賛した。

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