名作映画や注目の舞台、さらに話題の海外ドラマまで網羅するCS放送「衛星劇場」。8月も「ミュージカル＆音楽劇SP」と題してさまざまなミュージカルと音楽劇を特集するほか、THE ALFEEのライブ特集、加藤和樹が出演した舞台やコンサートなど、注目のタイトルが並ぶ。特に話題を集めている放送作品を、ピックアップしていく。
音楽の悪魔と契約したヴァイオリニストの生涯を描いた本作は、「プレミア音楽朗読劇『VOICARION』」シリーズで知られる藤沢文翁が原作・脚本・作詞を手がけている。2012年に朗読劇として初演され、2022年にミュージカル化。壮大な世界観や、口ずさみたくなるような音楽で見る者を魅了した。
8月18日(日) よる6時45分から放送される同作は、2024年4月30日に日比谷シアタークリエで行われた公演の様子。音楽の悪魔・アムドゥスキアス役の中川晃教をはじめとして、相葉裕樹や有沙瞳、山寺宏一や春野寿美礼など豪華実力派俳優が顔を揃え、本作を盛り上げる。
また、8月の衛星劇場では「ミュージカル＆音楽劇SP」と題した特集を実施。ミュージカルはイッツフォーリーズ公演 ミュージカル「鉄鼠の檻」(北村諒出演回、横田龍儀出演回)イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「魍魎の匣」「DOROTHY(ドロシー)～オズの魔法使い～」ミュージカル「COLOR」【成河＆濱田めぐみ／浦井健治】「ルードヴィヒ～Beethoven The Piano～」ミュージカル『DEVIL』(中川晃教出演回、マイケル・K・リー出演回)「デスノート The MUSICAL(浦井健治出演回、柿澤勇人出演回)」イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「聲の形」TOHO MUSICAL LAB.「わたしを、褒めて」「DESK」韓国ミュージカル「ウェルテル」(主演：キュヒョン)という豪華ラインナップとなっている。
音楽劇は「ダ・ポンテ～モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才～」「精霊の守り人」を放送予定だ。
●『CROSS ROAD～悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ～』あらすじ
数多くの音楽家が誕生した、まさに音楽に魅了された時代の19世紀が物語の舞台。音楽が世界を支配したこの時代に、突如として音楽史に登場した“漆黒のヴァイオリニスト”パガニーニには、「悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた」といううわさが付きまとっていた。
街外れの十字路で悪魔アムドゥスキアスと血の契約を結んだパガニーニは、100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らしていく。