ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」の「スター」にてドラマ「SHOGUN 将軍」が配信中。このたび、世界的アーティストの村上隆と、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたジャスティン・マークス、レイチェル・コンドウが対面を果たした特別映像が到着した。
本作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を原作に、第一線で活躍するハリウッドの製作陣によって制作されたディズニー傘下FXのドラマシリーズ。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将“虎永”、その家臣となった英国人航海士“按針”、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン“鞠子”らが日本では描ききれない壮大な戦国スペクタクルを繰り広げる。
先日発表された、米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞(R)」ノミネーションにて、史上最多11名の日本人が名を連ねる歴史的快挙を達成し、本年度最多となる25のノミネートを果たした。
公開された映像では、ジャスティンとレイチェルが、村上率いる「カイカイキキスタジオ」を訪問した様子が映し出されている。ジャスティンとレイチェルは、撮影で実際に使ったという真田広之演じる吉井虎永の兜をサプライズでプレゼント。これには村上も興奮を隠しきれず、すぐさまその兜をかぶって満面の笑みを浮かべる。村上からは、この日の為に作ったという、本作のビジュアルに「お花」のモチーフがちりばめられた特製のクッキーがプレゼントされた。
村上は、「ディズニープラスへの加入を友達に勧めました。10人ほど」と語るほど、本作にのめり込んだという。「あの城の中の情景がとても印象的でした。襖絵が」と、本作の美術や衣装についても大絶賛。
さらに本作について村上は、「私は日本人ですけど、日本の哲学がなんであるかは理解していなかった。私の芸術界における立場だと、例えば米国に行って日本の文化を翻訳して説明しないといけない。でも今回はあなた方が私に日本文化をもう一度説明してくれた、フィードバックの意見をもらったように」と話し、日本文化の描写に称賛を送った。
主人公・吉井虎永を演じた真田について、村上は「私と同世代ですが、彼(真田)がインタビューで言うんですよね、これがスタートポイントだと。驚きました、彼の歳で『スタートポイント』だと。彼から勇気をもらった。このドラマから勇気をもらった。私も何かやらなければいけないってね」とその熱い想いを語った。
3人は同じクリエイター同士として、2時間以上意見交換を行った。そして本作の会話を通して打ち解けた3人は、最後に村上の代表作で日本の伝統的な絵画などの要素や、現代のポップカルチャーの要素が融合された代表作「審判の日」の前で記念撮影も行い、この貴重な機会を締めくくった。
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