山田達人(高橋)は中学生のころからいじめを受けていて、高校でも不登校に。両親は海外赴任中で不在のため、孤独な毎日を送っていた。そんな彼の唯一の支えが、アイドルグループ「古くさい街角のスケ番ズ(通称・街スケ)」のエース・藤谷彩(関水)だった。
いつものように不良グループから暴力を受けた達人は、9月に行われる彩の生誕祭を見届けて、この世から消えようと決意する。
そんな中、達人が道路に飛び出したせいでバイクの転倒事故が発生。運転手に大怪我を負わせてしまった。なんとその運転手は、巨大不良チーム「グランドクロス」の伝説の頭・伊集院翔(高橋)だった。達人は、病院に駆けつけた「グランドクロス」副長の大門伝助(菅生)にすごまれるも、偶然にも顔が瓜二つの翔から「俺の代わりをやってくれ」と頼まれる。
翔を演じきるために同じ金髪にさせられた達人。伝助と街を歩いていると強面の連中や、自分をいじめていた連中があいさつをしてくる姿を見て、世界が一変したことを実感する。
ある日、街スケのリーダー兼マネージャーの辻沢京子(森)から、翔の名前を使って街スケの詐欺を働いている連中がいる、との相談を受けた。その首謀者は、翔が過去に成敗した極悪卑怯王・金山大房(犬飼)であることが判明。金山は翔に相当な恨みを持っているという。
そんな金山が翔<達人>のもとに向かっているとの情報が入った。達人は翔から「腹を狙え」とアドバイスをもらう。
その後、金山と鉢合わせた達人はタイマン勝負を持ちかけられたが、相手は何人も従えていてリンチ状態に。ボロボロの状態になった達人を、じっくりと痛めつける卑怯な金山。絶体絶命のピンチの中、なぜか急に苦しみ出した金山の腹に、達人はパンチを繰り出す。
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