白岩瑠姫「今日は僕がたくさん幸せにします!」 JO1がファン感謝イベントを開催<2024 JO1“JAM感謝祭”~SUMMER FESTIVAL~>

2024/07/29 14:46 配信

音楽

公演翌日の佐藤景瑚の誕生日を祝うJO1のメンバーたち(C)LAPONE Entertainment

グローバルボーイズグループ・JO1が、ファン感謝イベント『2024 JO1“JAM感謝祭”~SUMMER FESTIVAL~』を、7月27日、28日の2日間に渡り、神奈川・Kアリーナ横浜にて行った。新曲やファン待望の初披露楽曲など全13曲を披露した他、ゲームやトークコーナーなどの様々な企画で、JAM(ファンの名称)との交流を深めた。

客席から登場してファン大歓喜


オープニングVTRに続き、メンバー11人が客席から登場し、会場は大騒ぎに。アリーナの通路を練り歩きながらシティポップ調のサマーソング「STAY」を歌い、一気に夏気分を盛り上げた。そして河野純喜の「JAM、愛してるよー!」という叫びから、最新シングル『HITCHHIKER』よりタイトル曲の「Love Seeker」をエネルギッシュにパフォーマンスした。

そして、1人1人自己紹介へ。「少年時代に会場の近隣でよくサッカーをしていた」と話した白岩瑠姫は、舞台に立てる感慨をしみじみと語りつつ「僕を幸せにしてくれてありがとうございます。今日は僕がたくさん幸せにします!」と宣言して会場を沸かせた。彼は今回、髪色を黒に変えてファンをさらに沼堕ちさせていた。また、豆原一成は「昨日より仕上げてきました!」と筋肉をアピール。それぞれの個性が溢れたMCが繰り広げられた。

超盛り上がった「購買ダッシュ」(C)LAPONE Entertainment


チアガール、医者、学ラン…コスプレで「Test Drive」パフォーマンス


続いては、彼らの公式YouTubeチャンネルのコンテンツ『Hi!JO1』での人気企画「購買ダッシュ」を会場でする事に。会場の指定の場所で、あっちむいてホイ、けん玉、腕相撲といったミッションに挑戦し、センターステージの“購買”でパンを買ってメインステージに戻るタイムを競うゲームだ。1:1形式で行われ、メンバーたちは運動神経の良さを発揮しつつもボケる事も忘れず、JAMを大いに盛り上げた。

記録上位のメンバーから順番に、この後のパフォーマンスで着る衣装を選び、犬やペンギンの着ぐるみ、チアガール、医者、学ラン、セーラー服、マジシャンなどのさまざまなコスプレで「Test Drive」を披露。このイベントならではの特別バージョンに、ファンのテンションは爆上がりだった。

「Test Drive」コスプレVer,(C)LAPONE Entertainment


デビュー直前の初々しい姿と現在の成長した姿とのギャップにファン胸熱


その後、スクリーンには2020年にJO1のデビュー直前に行われた『JO1 1ST FANMEETING』の映像が。まだ初々しい11人の姿を、ファンは彼らのこの4年間の変化と成長を感じながら観入った。

VTRが終わると、デニムの衣装に着替えたメンバーが登場し、複雑なフォーメーションで圧倒する「SuperCali」、川西拓実が作詞作曲を手がけたファンクチューン「HAPPY UNBIRTHDAY」、ライブの定番曲である「Trigger」、と“攻め曲”を連発。爆発力の高いパフォーマンスで、先程見せた結成当時の姿とのギャップを見せつけた。

「 2024 JO1“JAM感謝祭”~SUMMER FESTIVAL~」より(C)LAPONE Entertainment


公演翌日の佐藤の誕生日をサプライズでお祝い


今回はファンイベントらしい「JO1のお悩み相談コーナー」も。「大学生の息子にLINEを送っても既読にならない」「地元を離れて寂しい時はどう過ごせばいいか」などのファンの相談を、メンバーが自分の体験談を交えて真摯に回答。そして、川尻蓮が「僕も悩みがあって、僕の大切な人がもうすぐ誕生日なんですけど…」と切り出すと、翌29日に26歳を迎える佐藤景瑚の誕生日をサプライズでお祝い。彼を表すキリンの人形が乗ったケーキが運び込まれ、JAMとメンバーがバースデーソングを大合唱。佐藤は飛び跳ねて喜びながらも、感慨深げな表情を浮かべ、「僕たち(デビュー)5年目ですが、まだまだJO1と一緒に居たいし、JAMと一緒に居たいし、いろんな所に行きたいです。27(歳)になっても、28になっても、29、30になっても、一緒に居てください!」と心からの想いを伝えた。

誕生日ケーキと共に会場のファンをバックに記念撮影(C)LAPONE Entertainment


ファン待望のライブ初披露曲


今回のイベントでは、『HITCHHIKER』収録のユニット曲「Lied to you」「Sugar」もライブで初披露。そして、3rdアルバム『EQUINO』収録の「Radio Vision」に続き、JAMが「ライブで観たい!」と願ってきた、2ndアルバム『KIZUNA』収録の「Love & Hate」も遂に初披露。イントロが流れると、場内に大きなどよめきが起こり、フロアを使ったセクシーなダンスと、口笛の音色に合わせて笛を吹くような振付が盛り込まれたパフォーマンスにJAMの悲鳴が止まらなかった。

そして、メンバー1人ずつ、JAMへの感謝の手紙を。川尻が手紙を書いてきた巻物を取り出してメンバーから「長っ!」とツッコまれたり、佐藤がJO1とJAMの立場がゴチゴチャになってしまった手紙を読んだり…と、笑いと感動が混ざった朗読にJAMは胸を熱くした。

本編のラストソングは、メンバーにも人気の高い「Blooming Again」。この未来への希望に溢れた歌詞が印象的なバラードも、11人揃ってライブで披露するのは初めて。JAMのペンライトの青い光が左右に揺れる美しい光景に、目を潤ませるメンバーも居た。

JAMへの手紙を読むJO1(C)LAPONE Entertainment


アンコールでは與那城作詞の「My Friends」を


まだまだJO1と遊びたいJAMたちの大きな「JO1」コールに誘われ、11人が再登場。川西、木全翔也金城碧海が出演している映画『逃走中THE MOVIE』の主題歌「Believe in You」を、美しいコーラスワークでしっとりと歌い上げた。

そして、これが本当にラストソングとなる「My Friends」を。JAMの為に、與那城奨が作詞した楽曲だ。與那城と河野のアカペラに始まり、JO1は「JAM JAM 君だけ居れば」と愛を伝え、JAMも「名前を呼んでくれ JO1」というパートを彼らに気持ちが届くように大きな声で歌った。そして11人はステージ中央に集まり、與那城は曲中で「やっと恩返しができた気がします」とコメント。そして、メンバー全員で「いつも本当にありがとう!」と心からの感謝をJAMへ伝え、イベントは終了した。

全国4ヶ所での新たなツアーもサプライズ発表


公演中に、今秋に神奈川・静岡・兵庫・福岡の4都市を回る『JO1DER SHOW』(ジェイオーワンダーショー)の開催も発表。河野が「今年から『JO1DER SHOW』を通して、JO1の音楽が持っているストーリーを、もっと新しいステージでお見せしようと思っています!楽しみにしていてください!」と期待を煽り、川尻が「いっぱい会えるよ、みんな!」と笑顔で呼びかけると、会場から大歓声が沸き起こった。

また、10月2日(水)には9枚目のシングル『WHERE DO WE GO』を発売。そして、今秋には、彼らにとって初のドーム公演となった昨年のコンサート『2023 JO1 2ND LIVE TOUR BEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKA』のDVD、Blu-rayの発売も決定。加速度的に勢いを増し、どんどんビッグになっていくJO1から目が離せない。

新たなツアー「JO1DER SHOW」も発表された(C)LAPONE Entertainment