里崎智也、西岡剛らが“MLB選手の契約”をテーマに語る 年俸300万ドル3年契約の西岡「1ドルもさわってない」<MLBワイドショー>

2024/07/30 14:00 配信

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#4前編が公開された「MLBワイドショー」(C)AbemaTV,Inc.

メジャーリーグベースボール(MLB)に関する気になる話題を、有識者たちが“個人的見解”で語りあう「MLBワイドショー」#4前編、後編が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開され、「MLB選手の契約」をテーマに、元プロ野球選手の里崎智也、元MLB選手の西岡剛、ABEMAのMLB中継でMCを務めているDJケチャップ、MLBジャーナリストのAKI猪瀬が、“個人的見解”で語りつくした。

#4前編

「MLBワイドショー」より


ミネソタ・ツインズに所属していた西岡の契約内容を深掘りすると、西岡は「年俸300万ドルの3年契約」を結んでいたことを明かし、その金額にDJケチャップは「スゴいですね……」と絶句する。

その様子を見た西岡は「僕が行った時は、1ドル80円とかの世界。めちゃくちゃ円高」と苦笑いを浮かべると、里崎は「でも、今もドルで持っていたら、倍以上の金額ですからね」とほほえむ。本人を横目に「今もドルを持っているのかな?」と3人が盛りあがると、当の西岡は「1ドルもさわってない。ドルはずっと向こうで運用している」と冷静な回答に、里崎は「トータルで900万ドルをもらっていたから……?」と現在の資産を想像する。しかし、西岡は「僕は契約を1年破棄したからね」と首をふり、「こういうケースはMLBであまりないらしく、球団はビックリしていた」とふり返った。

また、契約内容について、西岡は「日本からの引っ越しで、家具の輸送費だけで3万5000ドルかかった。それの往復分を払ってもらった」「僕と家族や友人たちが、8往復できるぐらいの航空チケットを確保してもらった」「マンションの家賃も契約に組みこんでもらった」と明かした上で、「良い契約をしてもらっていたから、アメリカにいた時はお金をほとんど使わなかった。チップを払うくらい」と話した。

「MLBワイドショー」より

#4後編

【写真】#4後編が公開された「MLBワイドショー」


また、AKI猪瀬は「当時、史上最大の契約と言われた“A.ロッド”ことアレックス・ロドリゲスの契約書は、このぐらいの分厚さだった」と親指と小指の幅を最大まで広げると、DJケチャップは「スマホの縦の長さぐらいあるやん……」と仰天する。西岡も「僕でもMLBの契約書は50枚くらいあった。ほぼ読んでない(笑)。野球以外の細かいことが書いてあったんだと思う」とふり返ると、里崎は「日本球界は選手全員が同じ契約書だから、両面印刷の2枚だけ。この企画の台本と一緒(笑)」と驚きの事実を明かす。

さらに日米球界における“契約の違い”について、西岡は「MLBは契約内容がほとんど報道されるから、球団や選手がかくせない」と語ると、里崎は「日本は“推定”でしか報道できない。選手の年俸のバランスをとりたいから、球団があえて低く発表していることもある。球団も選手も契約をかくしたいという意図もあると思う」と“個人的見解”を示した。

さらに、日本球界の契約のウワサに迫り、DJケチャップは「プロ野球選手は、釣りやボウリングをしたらダメと聞いた」と疑問をぶつけると、里崎と西岡は「それはない」と否定し、里崎は「『違う競技の大会に出たらダメ』という契約はある」と補足する。DJケチャップは「腕に負担がかかるから、禁止されてるんやと思ってた!」と驚くと、西岡は「阪神タイガースの選手は、休みの日はいつも琵琶湖でバス釣りしてますよ」とツッコミを入れて、笑いを誘った。

「MLBワイドショー」より