――現在はアパレルブランドのオーナー、音楽活動、そして俳優業…と多岐にわたって活躍されている平野さんですが、事実、大変お忙しいのではないですか?
平野:そうですね(笑)。忙しくさせてもらっています。ただ、本当にすべてのお仕事が楽しいんですよね。いろいろなところで新しい刺激をいただくので、常に新鮮な気持ちで挑んでいます。
――まさに、「自分のやりたい事を全力で挑み続ける人生」を体現されている平野さんですが、やりたいことを実現させていくコツは、ずばり何でしょうか?
平野:“気合”じゃないですかね? 失敗を恐れず、まずはとにかく一回チャレンジしてみることが大事だなと思います。これまでに、やりたいことがあっても何もせずに諦めてしまう人を多く目にしてきたので、「“決断力”と“行動力”さえあれば何でもできるんだぞ!」という姿を、僕が率先して、今そして次の若い世代に見せていきたいなと思っています。
――そのような考えを持つようになったきっかけはあるのでしょうか?
平野:基本的には元々の性格だと思います(笑)。でも、そんな強気な僕も高校生のときに、アーティスト活動を一度辞めているんですよね。それから数年後に、「BANTY FOOT」さんの「交差点」という曲に勇気づけられたことをきっかけに、音楽活動を再開しました。その時に彼らと同じように、今度は僕が次世代の子たちの背中を押せるようなアーティストになりたいという思いを持つようになりましたね。
――そんな平野さんが、今一番やってみたいことは何ですか?
平野:いろいろあるんですけど、俳優業でいうと“挑戦”という意味で、自分の性格とはかけ離れた役を演じてみたいですね。例えば、すごくクールなタイプや、サイコパス的に狂っている人とか。そういう役こそ演技力が試されると思うので、挑戦してみたいなと思います。また、アーティスト業とアパレル業においても、やってみたいことはまだまだありますね。僕は自分を“無色透明”だと思っていて、ジャンルに縛られず、コンセプトはそのときそのときで変わるんです。だから、今後もたくさんのジャンルに挑んで、もっともっと自分の強みを見出していけたらいいなと思っています。
――まったく新しい挑戦でいうと、何かしてみたいことはありますか?
平野:これ以上自分の好きに行動するといろいろと迷惑をかけちゃうからな…(笑)。でも、強いて言うなら、「格闘技」ですかね! 普段はアパレルブランド関連のデスクワークがメインなので、意外と体がなまっていたりするんですよね。そういう意味でも、トレーニングがてら格闘技も習おうかなみたいな(笑)。
――改めまして、出演中のドラマストリーム「さっちゃん、僕は。」は後半戦となりますが、これからの見どころを教えてください。
平野:後半は、いろいろな人を巻き込みながら、主演の木村(慧人)くん演じる京介を筆頭にびっくりするようなストーリー展開がたくさんあります。そして、一応“癒しキャラ”としてやらせていただいている僕(笑)、文也も「こうなるの!」と驚きの展開が待っているので、最後までしっかりと見届けてほしいなと思います。
◆平野莉玖スタイリスト=日夏(YKP)
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