パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第2回が、7月27日に放送された。尾形がニッポンの名物どんぶりを求め、忖度&お約束一切ナシで気の向くままに全国各地を巡る。今回は前回に引き続きの三浦半島編。どんぶりを探しつつ、小学校では子どもたちと全力で遊ぶシーンも。
前回に続いて三浦半島を旅する尾形。立ち寄ったのは、三浦市立初声小学校だ。サッカーチームが練習をしている校庭にお邪魔し、「サンキュー!!」と練習している子どもたちに声をかけてみる。しかし子どもたちは練習に集中しているようで、せっかくの「サンキュー」も届かず…。
しかし練習を見ていた滝口博士さんが、総勢約50名の子どもたちが所属している初声ジュニアFCの説明をしてくれることに。初声ジュニアFCは1982年に創設された歴史あるチームで、現役Jリーガーも排出している名門チームであるという。「良い子いますか!?」と聞く尾形に、「元気の良いのいますよ!」と代表はノリノリで答えてくれた。
せっかくなので練習に参加させてもらおうとした尾形に、またも緊急ミッションが。FCの子どもたちがおこなっている「ボールを最後に持っていなかった人が罰ゲーム」というレクリエーションを兼ねた練習に参加し、本気のサッカーを見せつけろ!」というものだ。数個のボールを全員で奪い合い、1分間経過したタイミングで“ボールを持っていない人”全員が罰ゲームを受けるというゲームらしい。
相手は名門クラブとはいえ、大人とこどもの体格差がある。そしてそれ以上に、サッカー強豪校である仙台育英高校サッカー部という経歴を持つ尾形にとって、負けるわけにはいかない勝負だ。
ミッションが始まると、尾形はさっそく高学年の子どもとボールを競り合う。足がからんで転倒した際は「ファール!ファールでしょう!?」と必死にアピールするなど、本気で熱中している様子。足を動かし続けないとボールがキープできず、体ごとぶつかることも多い激しいゲームが続く。
やはり現役を離れて久しい尾形は、途中でスタミナ切れ。残念ながら終了時にボールをキープできず、罰ゲームの“ジャンプ10回”をこなすことに。そして対戦した子どもたちに向けて、「いや上手い!強いスわ、やっぱ!」と素直に技量をほめたたえた。
中学生との「鳥かご」練習や低学年の子との練習試合を終え、尾形は子どもたちにエールを送る。「みんなもな、サッカーは楽しくな!ミスなんかしたっていいんだから!」「楽しく、自分がイメージしたものをやってみる!」尾形の熱い応援に、子どもたちも真剣な表情で聞き入る。
本気でサッカーに向き合い、子どもたちに熱い想いを伝えた尾形。「本気のサッカー」を見せつけるミッションは、大成功に終わるのだった。
全力で走り回った尾形は、改めてどんぶりを探して街を歩く。するとまぐろ料理の店が多く並ぶなかで、唯一金目鯛を推しているお店を発見。「まぐろがないよ…ストロングスタイルだねコレ!」と興奮した尾形は、さっそく「金目鯛専門店 公海」の女将さんにお話を聞いてみる。
同店はまぐろ漁船の船頭をしていた前社長が、懇意にしていた金目鯛漁を営んでいる現社長に打診されてお店を開いたという。番組の説明をして撮影許可をいただいてから入店し、さっそく金目鯛漬け丼を振る舞っていただくことに。
1kg以上の大きな金目鯛を使用した「金目鯛漬け丼」は、皮を湯引きにしてから漬けた丁寧な仕事が光る一品。輝く刺身を前に「いただきます!」と両手を合わせた尾形だったが、恒例の「ストップ」が入る。「何!?」と困惑する尾形に突きつけられたのは、またしても「39秒ノーカット食レポ」のミッションだ。
「味がわかんなくなるんスよ、頭使うと…」と弱音を吐きつつ、いざミッションスタート。「肉厚がすごいのよ!」「美味い!」と必死に言葉を絞り出す尾形は、前回の反省を活かして箸で持ち上げているタイミングでの感想を多くする作戦に出る。しかしその熱意が伝わったのか、女将さんからは成功の判定が。肉厚に切りつけた金目鯛の身に注目してくれたのが嬉しかったという女将さんの言葉に喜びつつ、尾形は「食レポやめてもらっていいすかこれ…」とぐったり肩を落としていた。
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