メジャーといえば、野球をする人にとっては憧れの場所というイメージがある。日本のプロ野球で活躍した選手の多くが、もっと自分の野球に磨きをかけるためにメジャーへと旅立っていくのもその表れだろう。
そんな憧れの場所のメジャーで実際に活躍した川上から語られたのは、リアルなアメリカらしいエピソードの数々。当時といまで状況が変わっていることもあるかもしれないが、本場アメリカの環境を聞ける機会はとても貴重だ。
しかし情報そのものと同じくらい、やはり“盛りの憲伸”のトークスキルが目に留まる。大スター・大谷を引き合いに出すことで、文化の違いを説明しつつオチをしっかり作る話術は脱帽モノ。バラエティがメイン戦場と言われても不思議ではないくらい、軽妙な語り口が印象に残った。
彼ほどのトークスキルがあれば、たしかにMCは“話を引き出す”お笑い芸人よりも“共感できるOB”である真中が相応しい。しっかりした人選はそのまま、今後もさまざまなレジェンドたちから話を引き出してほしいものだ。
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