2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#15 #16が、ABEMAにて7月19日に「30分拡大スペシャル」として放送され、前半は「MLBの魔球」、後半は「日米のキャッチャーの違い」とふたつのテーマについて語った。
前半のコーナーでは、多くの球団で対戦投手の疑似練習をするために導入されている「最新ピッチングマシン」が紹介され、ロサンゼルス・エンゼルス時代の大谷翔平選手の魔球・スイーパー、アメリカメディアも絶賛するロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手のカーブ、シカゴ・カブスの今永昇太投手の快進撃を支えるフォーシームなどの回転数や回転軸、球速のデータを引用し、魔球の数々を再現した。
大谷選手の魔球・スイーパーについて、元MLB選手の五十嵐亮太は「ふつうは重力に負けてボールが沈んでいくけど、スイーパーは落ち幅が少ない上に曲がり幅が大きい球。すごく投げるのがむずかしい」とまた、「僕も『この角度で、このスピンをかければスイーパーになる』と教えてもらって挑戦したけど、マジでそのとおりにいかない」と難易度の高さを解説した。
加えて、2023年シーズンの全投球に占める変化球の割合を、MLBは67.8%、日本球界は56.1%との紹介に、番組MCのさや香の石井は「MLBのほうが多いやん!」とイメージとの違いに驚く。相方の新山は「MLBのほうが球を動かさないとダメなんかな?」と疑問を浮かべると、五十嵐は「MLBは球速が速くて、ちょっと動くボールが多いです。僕も『変化球を投げないと抑えられない』と言われて、カットボールやツーシームを投げるようになった」と明かした。
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