Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信) の第5話が7月29日に放送された。夏(目黒)がようやく、両親に「娘がいる」と告白。それを受けた母・ゆき子(西田尚美)の言葉が印象的だった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、目黒が出演し、社会現象とも呼ばれた2022年10月期のドラマ「silent」(フジテレビ系)の脚本・生方美久氏、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが集結して制作。“親子の愛”をテーマに、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く完全オリジナル作品だ。
印刷会社に勤務し、大学のときに別れた恋人の死をきっかけに自分の娘の存在を知る主人公・月岡夏を目黒、夏と付き合って3年になる化粧品メーカー勤務の百瀬弥生を有村架純、夏の娘・海を泉谷星奈、夏の大学時代の恋人で病のために亡くなった南雲水季を古川琴音、水季が働いていた図書館の同僚・津野晴明を池松壮亮、水季の母・朱音を大竹しのぶが演じる。
第4話は、夏と海、夏と朱音、夏と母・ゆき子(西田)、弥生とその母、大和と亡き実母など、さまざまな親子の形が対話、あるいは他者との会話の中で示された。そんな中、夏とゆき子の対話は、深いものがあった。
海のことを自分の家族にまだ伝えられていなかった夏は、朱音にもせっつかれ、ようやく実家へ出向いた。ゆき子や父・和哉(林泰文)、弟・大和(木戸大聖)が、弥生との結婚報告だと勘違いして勝手に盛り上がっていた中、「子どもがいる」と打ち明けた夏。「おろしたと思ってた」という言葉に、ゆき子は「隠したの?学生の分際で。彼女妊娠させて、周りに隠して中絶させたの?」と責めた。
続けて、「心配かけると思ったんじゃないでしょ。隠せるって思ったのよ。男だから、サインして、お金出して、優しい言葉かけて、それで終わり。体が傷つくこともないし。悪意はなかったんだろうけど、でもそういう意味なの。隠したってそういうことなの」と。
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