8月17日(土)夜8時からは、「ゴッドファーザーPARTIII」(1991年公開)の再編集版「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」を放送。シリーズ最終章となる本作では、孤高のマイケルに荘厳な終幕が訪れるシーンが描かれる。
舞台は1979年。マイケルはファミリーの仕事を合法化し、バチカンと手を組んでその地盤をさらに強固なものにしようとしていた。一方、妻のケイ(ダイアン・キートン)とは離婚をし、子どもたちとも良好な関係を築くことができず、家庭では孤独を深めていた。
そんな中、マイケルは妹のコニーの勧めで亡き兄・ソニーの隠し子であるヴィンセント(アンディ・ガルシア)を自身の後継者として育てることに。しかしマイケルが彼をファミリーに迎え入れたことで、内部抗争が発生してしまい――。
本作最大の見どころといえば、冷徹なマイケルが本シリーズを通して唯一感情を爆発させるシーンだろう。孤独に喘いでいたマイケルが心の奥にしまってきた罪悪感や苦しみが一気にあふれ出す様子は、当時観客に大きな衝撃を与え、映画史に残るワンシーンとなっている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)