葵わかな「親子に見えるか不安も」玉木宏と初共演の作品への思い<おいち不思議がたり>

2024/07/31 20:08 配信

ドラマ 会見

「ちょっとだけお化けを見たことがあります」


おいちが特別な力を持つ、ということにちなみ葵と玉木に何か“特別な力”があるかということについて、玉木が「その辺りに絡めるとしたら、ちょっとだけお化け見たことありますよ」と告白すると、会場からは笑いと驚きの声が上がった。さらに「数回くらいしかないですが、よく見たら透けてる人がいるという感じで」と明かした。

それを受けて葵は、「原作や台本を読んだ時に“見える”というのはどうやって見えるんだろうと。具現化しなきゃいけないなと思っていて。家でも考えていろんな人にも聞いて考えて、この作品が終わる頃には私も“見える”ようになっているかもしれないと思っていたんですが、今はまだ見えていないです(笑)」と役作りも交えたエピソードを話し、玉木も「それはそれでいいと思う」と笑顔で答えた。

「一番信頼している俳優さん」制作統括佐野元彦氏が期待を寄せる


制作統括の佐野氏は今作の見どころについて「昔ながらの時代劇を放送するとともに、時代劇の題材を広げたいという思いがありました。主人公に“不思議な能力”があるということも今までなかったのではないかと。楽しんでいただけることを期待しています」と語った。

またキャスティングについても、「今回原作を読んでいる時に頭の中で葵さんに置き換わるくらいぴったりだと思い、絶対にお願いしようと思っていました。玉木さんは僕にとって大切なドラマには必ず出ていただいていて一番信頼している俳優さんです」と熱い思いを明かした。

「おいち不思議がたり」あらすじ


町医者である父・松庵(玉木)の元に生薬屋「鵜野屋」の若旦那・直助が尋ねてくる。おいち(葵)はその背後に助けを求める女の姿を見る。おいちの伯母・おうたは、おいちと直助の縁談を進めようとするが、鵜野屋を訪ねたおいちに女中・お絹が「おやめなさい。あの人に殺されますよ」と囁く。直助の周囲では前妻・加世と、以前恋仲だった女中・梅が病で亡くなっていた。

おいちは岡っ引きの仙五朗親分と探り、犯人に目星をつけるが、事件は意外な方向に。江戸ではその後も、不思議な事件が多発する。その事件を解決していきながら、おいちは一歩一歩、医者への道を進んでいく。