リドリー・スコットが製作を務めた映画「エイリアン:ロムルス」が、9月6日(金)より公開される。この度、戦慄のエイリアンの姿を捉えた日本オリジナル予告が解禁となった。
本作は、SFホラー映画の金字塔である「エイリアン」(1979年)の“その後の物語”を描いたシリーズ最新作。物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちは、生きる希望を求めて宇宙ステーション“ロムルス”へと足を踏み入れる。
だが、そこで彼らを待っていたのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化を遂げる“エイリアン”だった。6人の若者が閉ざされた宇宙ステーションから無事に脱出できるのかを描く、究極のサバイバル・スリラーだ。
「エイリアン」のリドリー・スコット、「エイリアン2」(1986年)のジェームズ・キャメロン、「エイリアン3」(1992年)のデヴィッド・フィンチャーと、映画界の巨匠たちが礎を築いてきた「エイリアン」シリーズ。
本作で新たにバトンを受け取ったのは、「ドント・ブリーズ」(2016年)で一躍その名を知らしめた鬼才フェデ・アルバレス。シリーズへの愛情を注入しつつも、これまでの「エイリアン」を知らなくても十分楽しめる内容となっている。
主人公のレインを演じるのは、「プリシラ」(2024年)でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニー。絶望の中でもエイリアンに立ち向かおうとする彼女の演技は、「エイリアン」シリーズでシガニー・ウィーバーが演じたヒロイン、エレン・リプリーを彷彿とさせる。
その他にも「ライ・レーン」(2023年)のデヴィッド・ジョンソン、「暗黒と神秘の骨」(2021年~2023年)のアーチー・ルノー、「マダム・ウェブ」(2024年)のイザベラ・メルセードら、今後のハリウッドをけん引するであろう注目の若手俳優たちが極限状態に追い込まれた若者たちを熱演している。
このほど解禁された日本オリジナル予告映像では、宇宙ステーションという密室空間で仲間が次々とエイリアンに寄生される様子に戦慄する若者と、驚異の撮影技術で作り出されたおびただしい数のエイリアンが映し出されている。
仲間の一人が水中で足を取られている中、突如クモのような触手を持ったエイリアン第2形態が、人間の顔に覆いかぶさり、口に器官を挿入して寄生しようと襲い掛かる。宿主となる人間の体内にエイリアンの幼生を産み付け進化を遂げようと次々と襲い掛かるエイリアンから逃れるため、若者たちは宇宙船の中を逃げ惑うことに。
過去作より生々しさを増したエイリアンがうごめく姿や、指を腐らせ鉄をも溶かす強烈な酸性のエイリアンの血液、突然訪れる不穏な静寂、そして無重力で逃げる術を失う若者たちの姿は、見る者を絶望の淵へと陥れていく。スリル溢れる展開から一瞬たりとも目が離せない映像となっている。
なお「エイリアン」(1979)はディズニープラスにて配信中。
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