二宮和也「ふっくらと柔らかい作品を作っていけたら」ヒロイン・今田美桜&夫役・北村匠海に関わる“柳井家”の出演者発表<あんぱん>

2024/08/01 18:16 配信

ドラマ 速報

瞳水ひまりのコメント


――ご出演が決まったときの思い、しん役を演じることへの意気込みを教えてください。

出演が決まったときは“まさか私が!?”とびっくりしたと同時に、故郷である高知県へ恩返しができると本当にうれしくなりました。柳井家に仕えている “おしんちゃん”は、柳井家の皆さんを心から信頼し尊敬しているなと感じます。私が考える“生きる喜び”とは、見返りを求めることなく相手に喜んでもらうために生きることです。彼女の、いつも誰かのためにと動くその姿勢は、決して目立ちはしないけれど、ものすごく大きな愛に満ちあふれています。おしんちゃんが皆さまに愛されるよう、精いっぱい彼女とともに生きようと思います!

――連続テレビ小説“朝ドラ”の印象はいかがですか?

今回初めて参加させていただく“朝ドラ”には太陽のようなエネルギーがあります!“朝ドラ”を見るといつも、日本にはこんなにも素晴らしい方々が存在したのかと、誇らしい気持ちになります。私が今、当たり前に日々を生きられているのはその時代を精一杯生きた方々のおかげだと知り、今日をちゃんと、自分らしく生きようと元気が湧いてきます。皆さまにも、毎朝そのエネルギーを降り注げられるように精いっぱい頑張ります!

――やなせたかしさんの作品のイメージや、好きなキャラクターを教えてください。

私が生まれ育った高知県では、いつどこに行ってもやなせさんのキャラクターが壁やお店などにいたので、やなせさんの作品は好きを通り越して日常となっています。

その中でも私が特に好きなのはロールパンナちゃんです。正義と悪の二つの心を持ち、そこに悩み続ける姿は、誰しもが共感し考え続けることだと思います。そして何より、かっこよくてかわいいです!小さい頃はロールパンナちゃんになりたくて、リボンを持ってよくまねをしていました!

――高知の印象はいかがでしょうか?

高知県は本当にいい所です!人が温かくて強いです!!本当に私は“高知県に育てられた”と日々感じています。誰に対しても温かく優しい方が多く、きっとそれは日常の中に、やなせさんの作品が溶け込んでいるからだと思います。そんな高知県の空気や人柄を伝えたいです!

戸田菜穂のコメント


――ご出演が決まったときの思い、千代子役を演じることへの意気込みを教えてください。

出演が決まったとき、とてもとてもとてもうれしかったです!私は18歳で連続テレビ小説「ええにょぼ」(1993年)のヒロインを演じさせていただきました。いつの日かお母さんとして帰ってきたいなあと夢見ていました。

私の役は育ての母ですが、やなせたかしさんの心の襞(ひだ)を育んだ女性です。そのことを心して、感性豊かな女性を演じたいと気の引き締まる思いでおります。頼もしい監督と、素晴らしい共演者、スタッフの皆さまと心震える優しさにあふれる作品になるよう、全力で取り組む気持ちです。

――連続テレビ小説出演歴・出演作品での思い出や“朝ドラ”の印象はいかがですか?

30年以上前、NHK大阪で8カ月間、“朝ドラ”と青春を過ごさせていただきました。今もNHK大阪に行くと、故郷に帰った気がしますし、皆さんにお帰りなさいという雰囲気で迎えてもらい、温かい気持ちになります。あの頃、意気込みだけの何もできない私をそっと見守ってくださったことに、今さらながら頭が下がる思いで本当に感謝しております。

――やなせたかしさんの作品のイメージを教えてください。

「やさしいライオン」が印象深いです。一読して泣きました。もしかしたら、この絵本に全てが込められているのではないかと思います。今、生きていることに感謝しなければいけないと、家族との別れや戦争での苦しい体験をなさった、やなせさん故の愛情の深さに心底胸を打ちます。

――高知の印象はいかがでしょうか?

どこまでも広い空、どこまでも広い海。“ウォーカーズ”というドラマでお遍路さんの道を歩きました。まさにこれが、空海が見た景色かと、感じ入りました。クジラも来る、この真っ青な広い大海原に抱かれ、高知の方々は小さいことにとらわれない強い気持ちの方が多いのではないかと思いました。

私は「鬼龍院花子の生涯」が大好きでして、宮尾登美子さんの小説の女性像も参考にしたいなあと、監督との打ち合わせ前ですが、ワクワクと考えております。憧れの高知弁も楽しみで仕方ありません!!

竹野内豊のコメント


――ご出演が決まったときの思い、寛役を演じることへの意気込みを教えてください。

今回のように実在の人物をモデルとした役を演じる場合は楽しみでありながらも、ご本人を知る方々の期待を裏切らないように取り組みたいと思っています。私が演じる伯父の柳井寛という人物は、私たちが生きる上で根底に必要となる部分、忘れてはならないものを、日々の生活の中で温かく思い出させてくれるような人物なのではないかと感じます。

――連続テレビ小説“朝ドラ”の印象はいかがですか?

撮影期間が長い分、キャスト・スタッフの絆も深まりやすいのではないかなと思っています。“朝ドラ”への参加は初めてなのですが、日本中に愛された作品の軌跡をたどる、このような特別な作品に参加できて光栄です。

――やなせたかしさんの作品のイメージを教えてください。

“人を大切にすること”、“人に優しくすること”、“分かち合うこと”、“人を許すこと”、“勇気を持つこと”など、人生を生きていく中で忘れてはいけないこと、それがやなせさんの作品の中には随所に詰まっていて、登場するさまざまなキャラクターの素直で真っすぐな言葉や行動によって、見ている子供たちの心にも自然に伝わっていくのではないかと思います。そこには大人になった今でも改めて響く部分もあり、大変学びの多い作品だと思います。

――高知の印象はいかがでしょうか?

今現在、高知の森林面積は日本一だと聞いたことがあります。あの崇高な大自然の美しさを日本の誇りとして、次世代の人々にも残すことができたらうれしいですね。

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