桜田ひよりが役者業への思いを語る「“ズギャン”を続けないと意味がない」

2024/08/01 15:38 配信

映画 会見

桜田ひより「満足したらお芝居の世界はもういいかなって思っている」


そんな中、学生から「俳優業に目覚めたきっかけ」について聞かれた桜田は「この世界に入ったのが5歳の時で、その時はドラマを見て『これをやりたい』と言ったのがきっかけで入ったので、5歳の私は見ていたドラマに(心をつかまれて)“ズギャン”って思ったんだと思います」と明かし、「でも、その“ズギャン”を続けないと意味がないなと思っていて、毎作品が本当にすばらしいものとの出合いだったり、かけがえのない思い出や経験ができたりするんですけど、それらに決して満足していなくて。満足したらお芝居の世界はもういいかなって思っているので、自分の満足のいく自分に向き合えるのは何十年後かはわからないんですけど、その日が来ることをちょっと心待ちにしながら、吸収できるものと皆さんに与えられるものを丁寧に作っていけたらいいなという思いでいます」と告白した。

◆取材・文=原田健