日向坂46の三期生が8月4日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のメインステージであるHOT STAGEに出演。4人という少数精鋭で日向坂46の看板を背負い、人数の少なさを感じさせない熱いパフォーマンスで盛り上げた。
日向坂46の三期生は上村ひなの、高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の4人。日向坂46として出演した2022年のTIFでは三期生楽曲「ゴーフルと君」をメインステージで披露したことはあったものの、単独でTIFに出演するのは初めて。というより、三期生単独でライブを行うのもこれが初めてだった。
それでも表題曲でセンターを務めたこともある上村、先日の「11th Single ひなた坂46 LIVE」で“座長”を務め上げた高橋、冠バラエティー番組で異質の存在感を発揮するパワフルレディー・森本、先輩・後輩問わず愛される山口と、少ないながらも個性も実力も兼ね備えたメンバーたちの参戦とあって、ライブ前から「#日向坂三期生_ライブがアツい」といったハッシュタグが作られSNS上でも盛り上がりを見せていた。
おひさま(ファン)以外も多く集まるアイドルフェスだが、同グループの時間帯にはまるでワンマンライブに来ているかのような声援で、三期生楽曲「Right?」からライブがスタート。大好きな日向坂46の登場に、思わず顔がにやけてしまうおひさまたちも散見された。続いて「パクチー ピーマン グリーンピース」という個性的なタイトルの三期生楽曲。このときは、多くのおひさまがペンライトを緑にしていたのが印象的だった。
さらに三期生楽曲の「ゴーフルと君」を再びTIFの舞台で披露。おひさまとのコール&レスポンスも、もちろんパフォーマンスも息ピッタリで決まり、MCへ。多くの観客が詰め掛けたことに感謝を述べた上で、高橋は「日向坂46としては毎年出演させていただいたんですけど、今回は三期生として初めてのステージ。そんな大切な瞬間をここにいる皆さんと特別な時間にできたらいいなと思っております!」と力強く話した。
そして上村の「次の曲はみんなで踊りましょう!」の曲フリから、自身が初のシングル表題曲センターを務めた「Am I ready?」を4人で披露。ふわふわ癒やし系フェイスに加え、単独でドラマ主演の経験があり、バラエティー番組でも抜群のワードセンスを発揮するなどグループを代表するメンバーの1人として活躍していることは誰もが認めるところだが、当然アイドルとしてのパフォーマンスでも目を見張るものがあることをあらためて見せつけた。
もちろん上村だけでなく高橋、森本、山口も努力の跡を“雄弁”に物語るパフォーマンス、夏の暑さに負けないアツいライブを展開。その後、高橋がセンターを務めた11th Singleのひなた坂46楽曲「錆つかない剣を持て!」、三期生曲「青春ポップコーン」「この夏をジャムにしよう」と続け、バリエーション豊かな楽曲を届けて、“日向坂46に三期生あり”をしっかりアピールした。
なお、日向坂46は9月7日(土)、8日(日)にひなた宮崎県総合運動公園、ひなたサンマリンスタジアム宮崎にて「ひなたフェス2024」を行う。