NGT48が8月3日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場した。
新潟を拠点に活動するNGT48。2023年12月に4期生が加入し、グループに新しい風が吹き込まれた。8月28日(水)には、約1年ぶりとなる10枚目のシングル「一瞬の花火」がリリースされるが、藤崎未夢、大塚七海、小越春花のトリプルセンターという新しい試みとなっている。
そんなNGT48のTIF出演メンバーは、1期生の清司麗菜、奈良未遥、西潟茉莉奈、ドラフト3期生の佐藤海里、藤崎、2期生の大塚、小越、3期生の北村優羽、水津菜月、杉本萌、4期研究生の磯崎菜々の11人。
「Overture」が流れる中、メンバーが登場し、「シャーベットピンク」でライブがスタート。センターの藤崎が「今日は私たちと一緒に楽しい夏の思い出を作りましょう!」と呼び掛け、爽やかな風を感じさせるパフォーマンスを見せてくれた。
続く「あのさ、いや別に…」は2023年9月にリリースされた9枚目のシングルで、今回は小越がセンターを務めた。そして、「世界はどこまで青空なのか?」では、センターの大塚が伸びやかで真っすぐな歌声で楽曲の世界観をうまく表現していて、パフォーマンスも含め、引きつけられる魅力が感じられた。
ニューシングル「一瞬の花火」の披露はなかったものの、序盤の3曲はトリプルセンターを務める藤崎、小越、大塚が、それぞれの個性をしっかりと生かした構成となっていた。
今回の出演メンバーの中でTIF初参加となった4期研究生の磯崎。「正直、初めてのことばかりでとても緊張していたんですけど、ステージに立った瞬間、皆さんの熱気がすごくて、今、とっても楽しいです。ありがとうございます!」と、序盤を終えての心境を明かした。
中盤は、西潟センターの「ナニカガイル」、佐藤センターの「心に太陽」、小越センターの「自然渋滞」といったタイプの違う楽曲を披露し、NGT48の楽曲がバリエーション豊かなことを改めて感じさせた。
「皆さん、私たちと熱い夏作る準備できてますか? 最後までたくさん声を出してください」と大塚が呼び掛け、終盤へ。「みどりと森の運動公園」、NGT48初のオリジナル曲「Maxとき315号」というグループにとっての大切な曲を披露し、HOT STAGEでのライブを締めくくった。
◆取材・文=田中隆信