墨象、花結いに続いて、今回も新たなアートに挑戦した高橋。すりはがし染めの場面では、迷いのない、思い切りのいい刷毛さばきで描いていたのが印象的だった。
また、弓ぱっちん染めでは、高橋が「これって、弓ずらしはしないんですか?」と語り、弓を布の上で滑らせて柄を描いてみせた。高橋は「こういうのもきれいですよね」と言えば、西田さんも「そういうのも面白そう」と同調。
教わったばかりの技法から着想を得て、新たな技法を考案した高橋。作品制作に取り掛かると、西田さんからは筆の使い方を褒められるなど、高橋の筋の良さや飲み込みの速さを発揮していた。
回を重ねるごとに見ごたえを増す「高橋海人のどっちが海人でSHOW」。高橋がこれまでに積み重ねてきた技術と発想を掛け算するかのように、わずかな時間にもかかわらずプロさながらの作品が誕生するのが魅力だ。
このコーナーは高橋だからこそ成立するものであり、この先も挑戦を重ねていくことで、誰もが驚くアート作品が誕生しそうな予感がする。
◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
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