<ビリオン×スクール>出演中の柏木悠「ここで経験したことが、きっと音楽でも活かせるはず。誰かの気持ちを動かすということは音楽も芝居も同じだと思うので」

今回鈴木を演じて、より友達と一緒にいる時間を大事にしたいと思うようになりました

教室内のシーン、オフショット  (C)フジテレビ


――第3話では鈴木がゼロ組に落ちた理由や紺野との友情話が描かれましたが、周りの反響はいかがでしたか?

熊本の友達からも見たよ!って連絡がきたりかなり反響が大きくてうれしかったです。実は脚本をもらったとき、少し悩みました。鈴木がゼロ組に落ちた理由が、小学生がよく笑うような下ネタを言ったからだったので。みんなに見られる恥ずかしさもあって台本をもらったときは「えーっ」って声が出ました(笑)。実際に撮影では役とはいえ恥ずかしかったのは変わらなかったです。大人になるとサラッと言えるのかと思ったけどまだまだでした。ただ、こんな理由でゼロ組に落ちてしまうのは鈴木らしいなって思います。

――爆破シーンなどかなり印象的でしたがいかがでしたか?

20~30メートルほど離れたところで爆破は行われたのですが、音が本当にすごかったし、熱も伝わってきたのでかなり驚きました。ライブで特殊効果のファイヤーなどは使うので慣れていたつもりでしたが…。本当に映画みたいな撮影で。あんな大規模の撮影を間近で見たことがなかったので、単純にワクワクしていました。

――紺野との友情シーンも感動的でした。

プールで一緒に映画撮影をするシーンは印象的でした。ただ、松田さんは独特なセリフばかり言わされていましたが(笑)。きっと鈴木監督は想像力が豊かなファンタジー系を得意とする監督なんだと思うんですよ。笑いを届ける系の監督というか。だから、ややこしいセリフやイマジネーションたっぷりのセリフがたくさんあって…。鈴木監督の作品、一度見てみたいですよね。彼自身、目の前にあるチャンスは全力で拾っていきたいと思っているタイプだと思うので、どこかで鈴木監督の作品をお届けしてもらいたいです(笑)。

――鈴木と紺野は些細なことで友情が壊れていきましたが、柏木さん自身は友情がこじれたことはありますか?

僕はないです。でも気持ちは少なからず分かるというか…。僕自身、東京に引っ越しをしたことで必然的に会えなくなる友人がいたので、そのときの寂しいという思いなどを大切にして演じました。今回、鈴木を演じて、より友達と一緒にいる時間を大事にしたいと思うようになりました。

オープニング映像のメーキングカット  (C)フジテレビ