ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが演じる2大ヒーローが共演する最新作「デッドプール&ウルヴァリン」が7月24日に日本で世界最速上映を行い、7月26日には全世界で公開された。日本では2024年に公開した洋画作品のオープニング興行でNO.1の成績を記録し、シリーズ史上最高のオープニングを記録した。この記録的なヒットを受けて、8月5日に「デッドプールがなぜこんなにも愛されているのか」を紐解くべく、15歳以上の若者たちに向けて夏休み特別課外授業イベントを実施。デッドプールの大ファンである特別講師として古田新太が登壇し、デッドプールの魅力を熱く語るトークを繰り広げた。
イベントでは、チャイムが鳴ると、映画に詳しいMC兼学級委員長の笠井信輔の号令で特別課外授業がスタート。デッドプール愛あふれる衣装で登壇した古田は、「デッドプールを愛してやまない古田新太です!」とあいさつ。自分がデッドプール推しであることを宣言し「今日はデップーちゃんがいかに素晴らしいかを知っていただきたくて来ました」とコメント。
古田は「デッドプール」から学ぶ、イケてる大人になるための3か条を伝授した。
1つ目は“忖度しないこと”。「デップーちゃんは忖度なんて一切しない。これまでもひどかったですけど、最新作はそれ以上らしいです」とコメント。さらに「『美女と野獣』とかディズニー作品のいじりもたくさん出てくるし、下ネタもたくさん。それでこそデップーちゃん!」と解説した。
2つ目は“オチャめであること”。「ひどいこといっても、仲間内ならいいといったけど、ちゃんと許してくれる関係性があるかどうかが重要」と力説。「デップーちゃんはとにかくかわいいじゃない? かわいいしか勝たん! 自分がかわいいと分かってやっているんですよ! しかも第4の壁を越えて観客にも平気で語りかけてくるところなんて、本当に最高だよね」とコメントした。
3つ目に“最強であること”。古田は「スパイダーマンとかはすぐやられて悩むけど、悩んだってしょうがないからね。デップーちゃんは偶然最強の身体を手に入れちゃったわけだけど、とてつもなく強い。しかも武器が日本刀だから、敵が血みどろになっちゃう(笑)」とデッドプールの強さを独自に分析した。
次に、参加者から事前に集められた質問に古田が回答していく。「受験勉強が苦しいくらいつらいです。どうすればいいですか?」と質問されると、古田は「止めちゃえば?(笑)」とデッドプールと同様の無責任感溢れるアドバイスを披露。一転、大学に行きたいなら勉強しないといけないが、「ただ本当につらいならやめても良いと思う」と、学生に寄り添ったコメントを残した。
続いて「女性と緊張せずに話す方法は?」と質問があがると、古田は「緊張するのは自分の良いところを見せようとするから」「普段のままのテメーのまま出ていけばそんなに緊張しない」と古田らしい緊張解消法を教えた。
また「大人になるまでにやっておいた方がいいことがあれば教えてください」という質問に対しては「大人になるということは人をちゃんと愛することができるようになるということ。守る人ができるまでは甘えてOK」と、デップーを愛する古田ならではの回答を披露した。
授業終了の時間となり、古田が「デップーちゃんもウルヴァリンも頑固な人間で、マーベルの中でも偏った2人。そんな2人が今回戦うということで本当に楽しみ。デップーちゃんは本当に良いヤツだから、みんなで応援していこうね!」と参加者を鼓舞。最後に、参加者がデッドプールのお面をつけて、デッドプールまみれで記念撮影。笠井学級委員長の号令で特別授業の幕が閉じた。
なお「デッドプール」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
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