高橋ひかる「前向きに感じてもらえる作品になったら」木村慧人&西垣匠&高野洸と役どころ・撮影裏を語る<顔に泥を塗る>

「顔に泥を塗る」高橋ひかる、木村慧人、西垣匠、高野洸にインタビュー撮影=玉井美世子

ヨシカズによる同名コミックを原作とした、メークの力で人生を変える人生逆転ラブストーリー「顔に泥を塗る」(毎週土曜夜11:30-0:00ほか、テレビ朝日系)。高橋ひかるが自尊心低めの主人公・柚原美紅を、木村慧人が美紅の人生を大きく変えていくメーク男子・高倉イヴを、西垣匠がモラハラ男へと変貌してしまう美紅の彼氏・結城悠久を、高野洸が美紅とハル(結城)に近付く謎多き弁護士・鬼武柊真を演じる。このたび、主演の高橋と、共演の木村、西垣、高野にインタビューを実施した。

女装と男装では“しぐさ”の違いも意識


高橋:美紅は、自己肯定感という言葉が蔓延る今の時代に、共感していただけるような役どころ。「相手にこう思って欲しいからこうする」など保守的な動き方をするので、相手を中心に行動することを常に考えています。

木村:原作を読んだときに、イヴを完全に自分に落とし込んで演じたいと思ったのでそこは意識しました。あとは今回男装と女装があるのですが、その違いでしぐさも変わるくらいメークの力が大きいことを伝えたいので、一つ一つのしぐさも意識しながら演じています。

高橋:カメラが回っていないときも、衣装が変わるだけで自然と座り方が変わっていましたもんね!

「爽やかなルックスからは想像できない目のキマり方で(笑)」


西垣:僕が演じるハルは、頭も良くて優しくて完璧な彼氏だったのですが、イヴとの出会いで美紅が変わっていき、それを上手く受け入れられずに乱暴なことを言ったり、ひどい行動に出てしまったりするという…。ただ、根底にあるのは美紅が好きという気持ちなので、特別難しさはありませんでした。意識したのはまばたきをあまりしないことと、目をそらさないことです。

高橋:西垣さんの爽やかで好青年なルックスからは想像できないくらいの目のキマり方で(笑)。

木村:対峙したとき、いつまばたきするんだろうってくらい目が開いていて怖かったです(笑)。

西垣:頑張って開いていたので乾きました(笑)。とても怖く仕上がっているみたいです。