高橋ひかる「前向きに感じてもらえる作品になったら」木村慧人&西垣匠&高野洸と役どころ・撮影裏を語る<顔に泥を塗る>

「今、褒められてるよね?」「めちゃめちゃ褒めてる!」


高野:僕が演じる鬼武は、謎が多い人物。どんな人かは後半まで明かされないのですが、原作を読む中で彼なりの正義や優しい世界が伝わってきたので、それが皆さんにも伝わるといいなと思います。

高橋:高野さんは、とてもキャッチーなシーンからクランクインされていて。現場で作っていくのではなく、濃いキャラクターといきなり向き合うのは難しいと思いますけど、そんな不安要素を全く感じさせずいらっしゃったので、さすがだなと思いました! 男性陣は結構みんな役とフィットしていますよね。

西垣:良くないよ、そういうの! 俺だけやばい人みたいじゃん(笑)。

高橋:いやいや。ハルくんは本当にいるのかな?と思ってしまうような役ですけど、西垣さんが演じることで違和感なく現実にいてくれるので助かっています。

西垣:今、褒められてるよね?

高橋:めちゃめちゃ褒めてる!

「悩んでいる方の背中を押せる作品になれば」


イヴとの出会いをきっかけに、自信がなかった美紅が少しずつ前へと進んでいく姿が描かれる本作。

高橋:自分自身を肯定して生きていきたいと、前向きに感じてもらえる作品になったらいいですね。

木村:さまざまなことで悩んでいる方の背中を押せる作品になればと思いながら撮影をしています!

西垣:人間らしい人間がたくさん出てくるドラマですよね。

高野:癖のある人物が絡み合っていて見応えがありますし、このキャストだからこその味が出ていると思います!

※「月刊ザテレビジョン」2024年9月号より
※高橋ひかるの高、正しくは「はしごだか」