HKT48、松岡はな最後の「TIF」は初センター曲「最高かよ」で締める“最高”に熱いステージに

2024/08/06 13:46 配信

音楽 アイドル

TIF2日目のHOT STAGEに登場したHKT48撮影:大野代樹

HKT48が8月3日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場した。

9月11日に新シングル発売


福岡・博多を拠点に活動するHKT48は、2011年10月に誕生。2013年3月にシングル「スキ!スキ!スキップ!」でメジャーデビューした。これまでに17枚のシングルをリリースしており、9月11日には2023年12月発売の「バケツを被れ!」以来約9カ月ぶりとなる、18枚目シングル(タイトル未定)のリリースが決定している。

そんなHKT48のTIF出演メンバーは、井澤美優、石橋颯、市村愛里伊藤優絵瑠今村麻莉愛江口心々華栗原紗英渋井美奈竹本くるみ地頭江音々豊永阿紀松岡はな最上奈那華梁瀬鈴雅、石井彩音、中野南実の16人。

HKT48撮影:大野代樹


ミックスで盛り上がるライブの定番曲「最高かよ」など8曲を披露


「Overture」が流れる中、爽やかな白の衣装を着たメンバー16人が元気にステージに飛び出し、1曲目の「大人列車」のイントロが流れると「ウォー!」という大歓声が響き渡った。疾走感のあるこの曲で勢いのいいスタートになったようだ。

その盛り上がりのまま「12秒」へ。イントロから観客が「ヨッ!」とメンバーと一緒に声を出し、さらに熱くなっていく。「皆さんの声でもっと熱くできますか?」とあおり、TIFにもピッタリな夏曲「早送りカレンダー」を披露。「ワンツースリー!」で会場中が大盛り上がり。

続いて披露されたのは、梁瀬の初センター曲「こんな時代に...」。メッセージ性の強い歌詞と梁瀬の堂々としたパフォーマンスがとても印象的だ。強さを感じる「僕たちは裏切った」、夏感満載の「ビーサンはなぜなくなるのか?」から、今村と松岡のWセンターで「君とどこかへ行きたい」へと続いた。

ラストの「最高かよ」は、HKT48の8枚目のシングル曲で松岡が初めてセンターを務めた楽曲。ミックスが盛り込まれているのが特徴的で、ここでも大型ビジョンにミックスの言葉が映し出され、会場が一体となって叫んでいた。

松岡はグループからの卒業を発表しており、9月22日に(日)にHKT48劇場で卒業公演、9月28日(土)に福岡サンパレスで卒業コンサートを行い、その日が活動終了日となる。松岡にとって最後のTIF。本人のX(旧Twitter)によると両親が見に来ていたそうで、まさに“最高かよ”なラストTIFになったようだ。

◆取材・文=田中隆信

HKT48撮影:大野代樹