漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。7月6日・7日に東京・池袋のサンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」にも、話題作のキャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーが大勢参加し、屋内外の各所で写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。
WEBザテレビジョンでは、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
2次元のキャラクターには肌が白くてきれいな子が多いので、この時期は特に日焼けには気を付けています。外出の際、日焼け止めは欠かせないですね。それと今回のコスプレではアイメークにこだわりました。マリー・ローズはふだんよくするコスプレのキャラとはちょっと雰囲気が違うので、メークの仕方も変えたりして。楽しく取り組ませていただきました。
ウイッグと体形の再現にこだわりました。ウイッグに関してはロングウイッグを刈り上げ、ツインテールのような生え際になるように毛束を貼り付けていきました。ジュリの衣装は体のラインがはっきり出るものが多いので、毎日筋トレを行い、少しでも彼女の体形に近づけるように頑張ったつもりです。
こだわったのはアイメークと粘土で手作りした髪飾りです。江ノ島盾子は超高校級のギャルなので、目元は大きく、ギャルらしさを出すために下まつ毛もしっかり描きました。髪飾りは100均の紙粘土とマジックペンで制作したもので、イラストを参考にしながら似せるように頑張って作りました。
こうして大盛況のうちに終了した「acosta!」以降も、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々と開催予定。8月11日(日)・12日(月)には世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット104」(東京ビッグサイト)も控えている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井