「SUITS/スーツ」の頼れるボスが政界に進出…社会問題に切り込んだ「SUITS:ジェシカ・ピアソン」の見どころに迫る

2024/08/09 12:00 配信

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「SUITS:ジェシカ・ピアソン」より(C) 2018 Universal Cable Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

日本でもリメイクされたリーガルドラマ「SUITS/スーツ」のスピンオフ作品「SUITS:ジェシカ・ピアソン」。本作は「SUITS/スーツ」の主人公たちが勤める弁護士事務所の女ボス、ジェシカ・ピアソンにスポットを当てた作品で、「SUITS/スーツ」シーズン7の最終話に続くストーリーが展開されていく。本記事では、「SUITS:ジェシカ・ピアソン」のあらすじや見どころを紹介する。

大人気ドラマ「SUITS/スーツ」の“頼れるボス”ジェシカ・ピアソンが政界進出?


本作の本家である「SUITS/スーツ」は、凄腕弁護士のハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)や天才青年マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)らがニューヨークの法曹界を舞台に活躍するリーガルドラマ。

日本でも2018年に織田裕二主演でリメイクされており、天才青年役を中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が務めた。また韓国でもチャン・ドンゴンとパク・ヒョンシクの共演でリメイクされるなど世界的な人気を誇り、8年以上にわたって全134話が放送されてきたが、2019年のシーズン9をもって物語の幕を下ろしている。

本作は、そんな「SUITS/スーツ」でハーヴィーらの頼れるボスだったジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)が主人公の物語。ある事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されてしまったジェシカは、腐敗政治が続くシカゴへ移住し、法廷から政界へと活躍の場を移すことに。不正がはびこる政治の世界で奮闘するジェシカ。彼女が直面する問題は、アメリカが抱えるリアルな問題でもあり、こうした社会問題を深く掘り下げた内容は本作の見どころとも言える。

本家「SUITS/スーツ」の主人公と人気キャラがゲスト出演


主人公のジェシカを演じるジーナ・トーレスは、海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」をはじめ、映画「マトリックス リローデッド」や「マトリックス レボリューションズ」などに出演。本家の「SUITS/スーツ」ではバリバリと指示を飛ばす頼れるボスだったが、本作では慣れない政治の世界で翻弄されながらも腐敗した権力に立ち向かう姿を情熱的に演じている。

またそのほかのキャストについては、ジェシカの新たなボスとなるシカゴ市長ボビー・ノヴァク役にドラマ版「ザ・ミスト」で主演を務めたモーガン・スペクター、しばしばジェシカと意見がぶつかる市長専属弁護士のケリー・アレン役を「One Tree Hill」出演のベサニー・ジョイ・レンツが熱演。そしてジェシカの恋人ジェフ・マローンを「24 -TWENTY FOUR-」出演のD・B・ウッドサイドが務めるなど、豪華キャストが集結。

加えて本家の主人公ハーヴィー・スペクターや、人気キャラクターのルイス・リット(リック・ホフマン)もゲスト出演しており、ファン必見のスピンオフに仕上がっている。