JO1の川西拓実が、8月7日に都内で開催された映画「逃走中 THE MOVIE」(公開中)公開後舞台あいさつに登場。共演の佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、中島颯太(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、木全翔也(JO1)、金城碧海(JO1)、瀬口黎弥(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、そして田鍋梨々花、川原瑛都と映画にまつわるトークやミッションに挑戦した。
2004年から放送されている「逃走中」(フジテレビ系)は、ハンターから逃げた時間に応じて逃走者は賞金がもらえるが、つかまれば賞金ゼロ。終了まで逃げ切って大金を狙うか、途中でリタイアして手堅く稼ぐか、一か八かの一獲千金ゲームが展開するバラエティー番組。そんな「逃走中」が、20周年という節目の年にドラマ映画化された。舞台となるのは賞金総額1億円超、参加総数1000人の史上最大級の「逃走中」。臨場感抜群、新感覚のアトラクションムービーとして、ハラハラドキドキ、時に熱く、そして時に泣ける物語が描かれる。
7月19日に全国公開され、間もなく3週間になる今作。橘大和役の川西は、周囲の反響を聞かれ「僕も実はこっそり1人で見に行きまして。まだ誰にも言ってないんですけど…」と打ち明けて共演者たちを驚かせると、「見に行ったら何人かのお客さんが譲司(佐藤)とのシーンで涙されていまして。本当にあのとき(映画の撮影時)、寒い中、大変な中みんなで頑張って良かったなと思いました」と感慨深く振り返った。
また、「逃走中」のイベントということで、2チームに分かれて3つのミッション(ゲーム)で対決することに。Aチームが川西、中島、木全、Bチームは佐藤、金城、瀬口で、田鍋と川原がミッションのサポート役を行う。
川西は2つ目のミッションで佐藤と対決。その内容は「映画に関して会場内の人が共感できることを言ったほうが勝ち」というもの。これに川西は「ここにいる8人の演技、素晴らし過ぎる！」と力強く自画自賛すると大きな拍手(共感)が。
一方、「決めてました、これ」と自信満々の様子な佐藤だが、「この映画のケツマク(結末)…」といきなりかんでしまい、会場が爆笑に包まれる。慌てて「この映画の“結末”予想できたやつ、出てこいや～！」と言い放つも拍手はあまり得られず、川西らAチームの勝利となった。ちなみに、佐藤は冒頭の一言あいさつ時にも「“サンタ”スティックス(※FANTASTICS)の～」とアマガミしてしまい、「12月限定？」とツッコまれるなど、ほんのちょっとだけ滑舌が逃走中だった。
ほか、1つ目のミッションはBチームが勝利、3つ目のミッションはドローで、最終的には1勝1敗1分けのドローで平和に終わった。
さらに「逃走中」シリーズのナレーションを担当しているマーク大喜多がサプライズで登場(声の出演)したほか、フォトセッション時には20人の“ミニハンター”もサプライズで登壇。キャスト陣は「かわいい！」「おお！」「すごい！」と興奮気味にミニハンターと戯れたり、頬をツンツンしたり、降壇時にはハイタッチしたり、川西はハンターと肩を組んで出て行くなど、和やかな雰囲気でイベントを終えた。
なお、イベントMCはフジテレビ入社1年目ながら“新人離れした風格”で話題の上垣皓太朗アナウンサーが担当。この日が舞台あいさつMCデビューだそうで、マスコミが入る前の上映回に初めて舞台あいさつのMCを務めた。そのときのことを「(口元と)マイクとの距離が遠過ぎたということなので、近づけていきたいと思います」と反省し、しっかり修正した上で安定感たっぷりに進行を務め上げた。
◆取材・文・撮影＝月島勝利(STABLENT LLC)