大進が思い切って宝に相手を尋ねると、宝は不機嫌になって立ち去ってしまう。ハイキング当日、宝は風邪でドタキャン。大進は心配になり、宝を看病するためにマンションに押しかけるが、そこで女性と話す宝を見てしまう。
女性と宝が口論しているようすで、女性が宝に「本当に冷たい」というと、大進はたまりかねて飛び出していき、「そんなことない…! 宝先輩は冷たくなんかない。めちゃくちゃ優しい人や」と宝がどんなに優しいかと語る。「なんもわかっとらんやつが昔からやなんやら知ったような話すんな!あと…」と言って大進は宝に駆け寄ると「先輩は今、風邪ひいとうと。看病するけん、もう良いですか?」と女性に告げる。宝が女性に「だってさ。あんたの言いたいことはわかったけど、無理だから。もう二度と来んな」と言うと、女性は「ああ、そう、本当に薄情なんだから」と睨んで言い捨てて立ち去る。
「なんて…!先輩は薄情やないって」と女性を追いかけてさらに反論しようとする大進を「待て待て待て」と両手で抱えて止める宝。女性の立ち去ったほうを見つめて「あの人誰なん!?」と大進が言うと、「あれな、俺の母親」と宝が答える。大進は驚いて宝の顔を見つめるのだった。
宝と母親の関係が気になりつつも、宝のこととなると必死になる大進がかわいくてキュンとしてしまった。
◆構成・文=牧島史佳
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