ディズニー&ピクサーの劇場公開最新作「インサイド・ヘッド2」(2024年)の世界興行収入が8月12日(月・祝)までに15億9447万2085ドルを突破。これまでアニメーション映画としてトップに君臨したディズニーの「アナと雪の女王2」(2019年/14億5400万ドル)を抜いてアニメーション映画史上興行収歴代1位の快挙を達成している。そんな「インサイド・ヘッド2」の前作となる「インサイド・ヘッド」(2015年)や、「アナと雪の女王」シリーズなどディズニー作品やピクサー作品を配信していることで知られるディズニープラスだが、世界歴代映画興行収入ランキング(2024年8月現在)の上位作品「アバター」(2009年)や「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)、「タイタニック」(1997年)などの人気海外作も多数視聴可能なのはご存知だろうか?そこで今回はディズニープラスで配信中の大ヒット海外製作作品を改めて紹介する。
まずはCG技術と3D映像を融合し、異次元の没入体験で映画史を変えた大ヒット映画「アバター」。同作は西暦2154年の近未来を舞台に地球からエネルギー資源を求めてパンドラに進出した人類と、その地で暮らす先住民ナヴィとの対立を描いたSF物語だ。最先端の技術を駆使して製作された圧倒的な映像美や、繊細に作り込まれた独創的なキャラクターたちの世界観が魅力で、世界歴代映画興行収入ランキングの第1位を記録しただけでなく、「第82回アカデミー賞」(2010年)で美術賞、撮影賞、視覚効果賞の3部門を受賞した。
また、同作の続編として2022年に劇場公開された「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」も同ランキングで第3位に入るなど、こちらも大ヒットを記録。舞台を海へ移した続編では水中演技を撮影するために、米・ロサンゼルスのマンハッタン・ビーチ・スタジオに巨大な水槽を使った新たな技術を開発するなど、リアルさを追求した映像表現も話題となった。
「アバター」シリーズのメガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督の手掛けた作品といえば映画「タイタニック」(1997年)も忘れてはいけないだろう。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが主演の同映画は、1912年に処女航海へ出た豪華客船タイタニック号の悲劇と画家志望の青年ジャック(レオナルド)と上流階級の娘ローズ(ケイト)の切ない恋模様を描いたスペクタクル超大作。公開から四半世紀以上たった今でも愛され続ける名作も自宅で楽しめるのは、今の時代ならでは。こちらは第4位にランクインしている。
「アバター」続編などを抑え、同ランキングの第2位に君臨しているのが「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)シリーズの22作目となる「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)。本作以外にもほぼ全てのMCU作品が配信されており、時系列順、公開順などいろいろな楽しみ方で一気見することも可能だ。
名匠ジョージ・ルーカスが生み出した人気シリーズ「スター・ウォーズ」も、エピソード7となる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が第5位にランクインしている。同シリーズの劇場公開映画作品をはじめ、スピンオフ、オリジナルドラマ、アニメーションシリーズなども多数配信中。
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