ドジャース大谷翔平選手、前半戦打率アップの要因を分析 糸井嘉男「クリケット打法です」杉谷拳士「四球や敬遠がなく勝負をしてくれている」<MLB's ON FLEEK>

2024/08/09 14:00 配信

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#17 #18が放送された「MLB's ON FLEEK」(C)AbemaTV,Inc.

2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#17がABEMAにて8月3日に、また #18が8月7日に放送され、元プロ野球選手で野球解説者の糸井嘉男杉谷拳士がゲスト出演した。

「MLB's ON FLEEK」より(C)AbemaTV,Inc.

#17では

【写真】さや香がMCを務める「MLB's ON FLEEK」(C)AbemaTV,Inc.


8月3日放送の #17では、日本人MLB選手の前半戦の活躍をふり返った。

まずは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の前半戦の成績を見ると、打撃好調だった2023年シーズンよりも打率が上回っており、番組MCのさや香新山が「打率アップの要因は?」と質問すると、糸井は「クリケット打法ですね」と断言する。クリケット打法とは、大谷選手が2024年シーズン途中から導入したクリケットのバットを使った打撃練習のことで、糸井は「バットの面が返らないようになり、打撃好調の要因となった」と解説した。また、杉谷は「勝負をしてもらえるようになったことが大きい。昨年まで在籍していたロサンゼルス・エンゼルス時代は、四球や敬遠が多くて、中継を見ていて『なんだよ!』と思うことばかりだった。だけど、今年はそれがない!」とファンの声を代弁した。

続いて、ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手の成績をふり返ると、2023年シーズンよりもふるわない結果で、杉谷は「DHで出場することが多くなり、守ることがなくなったことによって、“野手のリズム”がくずれてきているのでは?」と推測した。一方で、7月は打率3割超と復調傾向にあることを紹介すると、糸井は「僕のおかげです!」と何故かドヤ顔をする。その理由として、吉田選手とアメリカで食事をしたことを明かし、「その日の夜の成績は猛打賞、次の日は決勝打、2日後は同点ホームランを放った」と成績が上り調子であることを強調した。さらに、糸井は「彼は『孤独』だと言っていた」と打ち明けると、杉谷も「シカゴ・カブスの鈴木誠也選手も『MLBの環境はすごく孤独』と言っていた」と口を開き、「言葉がわからないからさびしい気持ちになるし、『悪口を言われているのでは?』と不安になるらしい」と海を渡ったMLB選手ならではの苦悩を語った。

さらに、4月に上京したさや香のふたりが、東京進出の中間報告をした。新山は「成績は2割7分」と“東京ルーキー”にしては上々のスタートダッシュを決めたことを発表し、「東京のスタジオの固さにも徐々に慣れてきた」とマウンドにたとえて話し、「後半戦にご期待ください!」と語気を強めていた。

「MLB's ON FLEEK」より(C)AbemaTV,Inc.