8月15日(木)夜8時からは、アメフト映画「しあわせの隠れ場所」(2010年日本公開)を放送。本作は、全米アメリカンフットボール・リーグ「NFL」のマイケル・オアー選手の半生を追ったノンフィクション「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」を、サンドラ・ブロック主演で映画化した作品。
ある真冬の夜、4人家族で幸せに暮らす裕福な白人家庭のリー・アン(サンドラ・ブロック)は、ひとり寂しくTシャツと短パンで歩いている巨漢の黒人少年を見かけて声を掛ける。そして彼女は、マイケル(クィントン・アーロン)と名乗るその少年を放っておけず、自宅に招き入れることに。話を聞くと、マイケルは父親の顔も知らずに育ち、母親とは引き離され、住む場所や学校も転々とする劣悪な境遇に置かれていることを知る。
そこでアンは彼の後見人になると決心して、自身の家庭に迎え入れた。始めはマイケルに対して憐みの目を向けていたアンだったが、マイケルの敏捷な肉体と仲間を危険から守る心から、アメリカン・フットボールの才能を見出す。その後マイケルはアメフトを始めると、たちまちその才能を発揮し、一躍注目選手として活躍していくのだが――。
本作では、サンドラ・ブロックが第82回アカデミー賞で主演女優賞を受賞。彼女の“心を動かす演技”は見どころの一つとなっている。またサンドラは以前インタビューで、実在の人物・アンを演じたことについて「素晴らしい活力の溢れる女性に忠実でなければならないという義務を感じた」と語っていた。実際に本人と会ったことでその人柄を体感したサンドラの“アン像”は、力強いエネルギーとなってスクリーンに現れている。
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