コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、サンデーうぇぶりにて連載中の人気作品「恋喰少女」をピックアップ。
作者のカワバタオさんが7月29日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには合わせて4.3万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事ではカワバタオさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。
5人のなかで、1人だけ、本当にオレを好きな人がいる…。
女性を恐れる男子高校生・大石饗は、ある日突然5人の少女に告白される。しかし、そのうち4人は、人間の恋愛感情を喰らう生物「恋喰(こいばみ)」であることが分かった。
彼女たちに恋愛感情を食べられると、二度と恋をすることができなくなってしまう。まだ恋をしたことがない饗は恋喰の餌食になるわけにはいかない。しかし、本当の告白をしてくれた1人の気持ちを見捨てることもできない。
そこで饗は覚悟を決め、5人の中から本命の1人を見つけだすことを決意した…。
ドキドキとワクワクが止まらないラブコメ・サスペンスに、読者からは「面白い設定」「あっという間に最新まで読んじゃった」「主人公の疑い深さと純粋さが好き」「大好物」など多くのコメントが寄せられている。
――「恋喰少女」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
受け売りですが、面白い漫画は一言でわかりやすく人に説明ができるものが多いらしく、連載するにあたり自分の中でその一言が一番面白かったものが「恋愛感情を喰べる生物がいる」でした。
そこから「恋愛感情を喰べられた人間は恋ができなくなる」「恋愛感情のなかでも初恋がとりわけおいしい」と物語を展開させた時にこれは面白くなる！と思ったのが「恋喰少女」が誕生したキッカケです。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
恋喰は舌先が割れているという設定なので、正体が明かされるまで舌先を描けないのですが、ヒロインが話す時にその舌先を吹き出しのカギで隠すことで舌を描く、という手法は気に入っています。
――本作に出てくる5人の女の子の中で、カワバタオさんの“推しキャラ”はいますか？
ヒロインは全員好きです！平等に愛情を注いでいます。余談ですが、今作はヒロインの名前に咀嚼音を採用しているんですけど、「ムーシャ」という名前を思いついた時は自分を褒めました(笑)。
――「あっという間に読んじゃった」「面白い設定」など大きな反響がありましたが、コメントを読んだ時のお気持ちをお教えください。
読者の皆様に反応をもらえる時が一番漫画を描いていて嬉しい瞬間です。1人で描いている時は暗中模索、疑心暗鬼、とにかく面白いかずっと不安なんです(笑)。なので、これからもたくさん面白いと言ってください(笑)。
――今後の展望や目標をお教えください。
とにかく自分の頭の中にある「恋喰少女」を描ききれること、そしてそれを少しでも面白く読者の皆様に届けることです！
――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いいたします。
まだ始まったばかりの連載でありますが、最後までお付き合いしてくださると幸いです！
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