ついにドラゴンとの戦いに突入したスースク。逃げ回りつつ作戦を立てようとするリックだが、そんなさなか、キング・シャーク(CV:木村昴)がドラゴンに食べられそうになってしまう。するとデッドショットは残しておいた最後の弾丸をドラゴンへ撃ち込み、キング・ジャークはなんとか生還。さらにドラゴンのブレス攻撃をなんとか凌いだハーレイはそのままヘリ内部へと乗り込み、そこでロケットランチャーを発見。ハーレイがロケットランチャーを投げると、最後はロケットランチャーを拾ったデッドショットによる一撃でフィニッシュ。負傷したドラゴンは、島から空へと落ちていくのだった。
ドラゴン戦は作画の魅力がぎっしり。とくに今回は、広大な岩地を最大限に利用したアクロバティックな動きが多く、上下左右だけでなく、奥行きを感じさせるアクションに特化しているのが印象的だ。なかでもハイライトは、ハーレイが新武器のフライパンを使うシーン。なにかを閃いたハーレイがピョーンと飛び出し、グルリと回転しながらフライパンでドラゴンのブレスを弾き返すのだが、ここでは明らかにフライパンが巨大化していて、かなりぶっ飛んだシーンに仕上がっている。その後、「やっぱりフライパン、最強!!」と無邪気に喜ぶハーレイの可愛さも含めて、何度でも繰り返し楽しめる。これにはSNSでも「フライパンつえええええ」「アクション凄えけど笑えるww」などの声が寄せられていた。また最後のロケランシーンも見逃せない。ここではハーレイ、クレイフェイス、ピースメイカーが協力してデッドショットの見せ場を作り上げていて、さらに最後にはキング・シャークがデッドショットを助けるなど、スースクの完璧なコンビネーションが堪能できるだろう。
こうしてドラゴンを倒し、無事に弾薬を補給できたスースクは、巣にあった卵から孵化したドラゴンのベイビー「アーサー」も仲間に加え、意気揚々と帰路に着く。しかし、帰ってみると拠点の砦は跡形もなく消え去っており、そこにはさらに新たなるヴィランが待ち受けていた。さて次回第6話は8月9日(金)放送予定。楽しみすぎて、今から待ちきれない！
◆文／岡本大介
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