選択肢を取り上げられた中、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海難事故から帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女、といった3つの物語で構成され、エマをはじめとするキャストたちが、それぞれのストーリーで異なるキャラクターを演じている。
前2作から研ぎ澄まされ続けてきたヨルゴス・ランティモス監督の才能が凝縮された本作は、第77回カンヌ国際映画祭で、初めてランティモス監督作品に出演したジェシー・プレモンスが男優賞を受賞している。
ランティモス監督と3度目のタッグを組んだエマは、「脚本がとても気に入ったし、それが三部作に発展していくことも気に入ったの。物語が織り成すものは必ずしも明確ではないけれど、それまでの物語を生かした形で紡がれていく。期待に胸が高まりました」とこれまで以上の信頼を寄せている。
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