コムドットやまと、ファン熱狂の東京ドームイベントに感慨「これができるのはYouTubeクリエイターだけ」

2024/08/11 14:00 配信

芸能一般 インタビュー

メンバーの終演後コメント

昨年11月に「AМUGIRI」名義で歌手デビューし、2曲を披露したあむぎりは、前回のCDFで他の動画クリエイターが歌っているのを見て「めっちゃカッコいい」「いつかこのステージに出てみたい」と思っていたという。念願が叶って挑んだこの日のパフォーマンスについて「緊張はなかった」「自分の力を最大限発揮できた」と納得の表情を浮かべた。

ゆうたは、未経験から練習を重ねてピアノの生演奏に挑んだものの、ミスタッチが何度かあった。「本領発揮できなかった心残りはあるのですが…」と唇をかみしめながらも、「それはあくまで自分の中での感情であって観に来てくれた人、PPVで観てくれた人には全力で真剣に挑戦する姿を見せられたのかなと思うので、この悔しい気持ちは自分の中でしまい込んで堂々とやり切ったぞと言いたいと思います」と前を向いた。

地元の幼馴染と東京ドームのステージ上でデュエットしたゆうまは「地元の友だち・松本(千夏)とステージをやらせていただいたんですけど、僕たちが“地元ノリを全国へ”と活動している中で、また新たな地元ノリを見せられたんじゃないかと思います」と喜んだ。

イベントの最後に、やまとは「また来年やるかもね」と発言していた。CDF継続開催の意向について聞かれると、やまとは「(CDFが)毎年のみんなの楽しみになって、毎年のクリエイターの楽しみになったら何年も継続して続けていけることができると思う」とし、「来年もまた開催できたらと思います」と願望を口にした。

YouTubeクリエイターだから作り出せる空間

最後に、コムドットを筆頭としたCDFに出演した動画クリエイターを目的に東京ドームまで足を運ぶ熱量の高いファンが多数いる理由は何だと思うかと問われると、やまとは「キーワードは“近さ”なのかなと思います」と答えた。YouTubeは発信者が視聴者にリアルな感情や言葉が伝えられるプラットフォームだからこそ、「普段動画で見ている人たちが目の前にいつもと違うカッコいい煌びやかな姿で出てくる。そのギャップが他のエンターテイナー、アーティストの人とかだと作れない振り幅があるんじゃないかなと思っていて。これができるのはYouTubeクリエイターだけだと思っています」と語った。

そして、「僕たちは今回のステージも緊張しましたし、不安だからこそしこたま練習したり、みんなで会議してとか。そういうふうにすごく泥臭く、人間らしく向き合ってきたので、そういう姿勢は今の若者に必要だと思います」と熱弁していた。

撮影/取材・文=小島浩平