――皆さん、実際にオープニングの映像をご覧になっていかがでしたか?
北村:画と音のアクションがとにかくバッチリ合っているのをみて、感動しました。
矢部:今までも何回かアニメのタイアップをさせていただきましたけど、やっぱりその度に感動するといいますか。「すごいなあ」と思いますね。
橘:本当にすごいよね! 楽曲をバックにキャラクターたちが楽しく動いているのを観て、とってもしっくりきました。
泉:一番うれしい瞬間ですよね。曲と映像とがリンクしている部分などをみると、ちゃんと聴いて映像を作ってくださったんだなと思って、とてもうれしく感じます。
――ファンの方々には、「プランA」をどのように楽しんでほしいですか?
北村:ライブでも間違いなく盛り上がる楽曲になると思います。ただ、僕らのライブのスタンスは、「自由に楽しんでいってよ」という感じなので、楽しみ方は人それぞれでいいと思っています(笑)。「プランA」は、DISH//の楽曲の中でも、かなりどっちゃんがっちゃんできる曲だと思うので、ライブの一番いいところに持ってこられる曲に育てられたらいいなと思っています。
矢部:掛け声のパートもあるので、そこは皆で一緒にやりたいなっていうのはありますね。
泉:自分で作ってみたものの、リズムというか意外と演奏するのが難しいんですよね(笑)。だから、気合を入れてやらないといけなくて。そんなところも含めて、ライブが楽しい楽曲です。
橘:お客さんと一緒に育てていくような感覚があって楽しみですね。
――なるほど、何年もやればやるほど成熟してきそうな曲ですね。
橘:はい。この曲は“スルメ”な気がしています(笑)。
――今年でメジャーデビュー11周年を迎えたDISH//ですが、昔と比べて大きく変わったなと思う部分はありますか?
北村:昔と今とでは、DISH//としてのスタイルが全く違いますからね。ライブやら、楽曲との向き合い方やら。僕ら、初期メンバーは中学のころから…メジャーデビューは高校1年生でしたけど、それは当たり前に変わっているよなって思います。
橘:昔は部活動をやっていたみたいな感覚というか。
北村:より今の方が、音楽が楽しいっていうのはあると思います。バンドとしての歴が年齢にしては長いから、波はあるんですけど、色々なことを経験してきて逆に今、シンプルにすごく音楽が楽しいと思ってやっています。
泉:そうですね。僕は後からDISH//に加入したんですけど、変化はしていると思いますし、多分いまだに変わり続けてるといいますか。全然まだ完成系になっていないんじゃないかなと思います。いい意味でまだまだ伸びしろのあるバンドだなと。
橘:大きな波で捉えると、下がるときは下がるし、上がるときは上がるし…と上がり下がりが激しいグループかもしれないです。今はどの辺りなのかわからないし、この後もどうなるのかわからないんですけど、きっと最後は上がっていくと思うので、それが楽しみですね。
矢部:結成当時は楽器も弾けなかった僕らなので、それでいうと全てが成長したと言っていいと思います! 今では全曲自分たちで演奏して、作詞作曲も自分たちでできているので、匠海が言ったように、昔よりも純粋に音楽を楽しんでいると思います。
北村:楽器が弾ける、とかバンドマンにとっての当たり前が、僕らにとっては当たり前じゃなかったからね。それが今当たり前になって、また軽音部に入る…みたいな楽しさがあるんじゃないかなと思いますね(笑)。
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