2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#20が、ABEMAにて8月9日に放送され、元プロ野球選手で野球解説者の糸井嘉男と杉谷拳士がゲスト出演した。
8月9日の放送では、勝敗を左右するポイントのひとつである「相性」に注目し、日本人MLB選手のデータを用いながら、深掘りしていった。
まずは、三冠王を目指すロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の前に立ちはだかる“大谷キラー”の投手が紹介される。
MLBデビューから現在において、大谷選手にとって通算対戦打率がもっとも悪い投手は、ヒューストン・アストロズの左腕フラムバー・バルデス投手で、杉谷は「ストレートを投げない投手で、シンカーやカーブで球を動かしてくる。内と外の球を見せられて、左打者は三振してしまう」とバルデス投手の特徴を解説した。
番組MCのさや香の新山が「左打者は左投手を打ちにくいもの?」と疑問を浮かべると、左打者の糸井は「相手のタイプによるけど、球筋が見にくいから、基本的には好きではない」とその上で、「大谷選手は左投手との対戦の時に、オープンスタンスにかまえているように見える」と左投手対策を考察した。
また、大谷選手にとって対戦打率が良い投手ベスト5のなかで、唯一ランクインした左投手は、花巻東高校の先輩の菊池雄星投手で、通算対戦成績は23打席で7安打、3本のホームランで、打率3割超と糸井は「確かに、大谷選手が打っているイメージがある! そして、菊池投手も大谷選手との対戦では手のふりが一段階、上がる気がする」と指摘、杉谷も「やっぱり意識しちゃうのかな? 球速もぜんぜん違いますもんね」とうなずいていた。
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