クリス・ヘムズワースの誕生日&「アベンジャーズ」の日本公開日記念 “破天荒な雷神”ソーの活躍を振り返る

2024/08/14 18:48 配信

映画 コラム

8月11日はクリス・ヘムズワースの誕生日ということにちなみ、“破天荒な雷神”ソーの活躍をおさらい(C)2024 Marvel / ディズニープラスにて見放題独占配信中

さまざまな能力をもったヒーローたちが、世界を救うためにチームとして強大な敵に挑む「アベンジャーズ」シリーズ。8月14日は、彼らの結成を描いた第1作目「アベンジャーズ」の日本公開日だ。また、8月11日には、アベンジャーズ結成当初から圧倒的存在感を放つ“最も破天荒な雷神”ソーを演じるクリス・ヘムズワースが41歳の誕生日を迎えた。そこで、ソーの破天荒な活躍を振り返ってみよう。

神の国の独り善がりな王子がヒーローに「マイティ・ソー」(2011年)


神の国「アスガルド」の王子・ソー(クリス・ヘムズワース)がヒーローになるまでを描いた本作。ソーは幼い頃から王である父・オーディン(アンソニー・ホプキンス)に後継ぎになるべく育てられ、いつしか最強の戦士へと成長する。

ついに王の座を継承しようとした矢先、城に敵が襲来。儀式を台無しにされ怒りを抑えられなくなったソーは、父の反対を押し切って敵陣に乗り込み勝手に戦闘をけしかけるというハチャメチャぶりを見せる。仲間を危険に晒す身勝手な行動にオーディンは激怒。ところが、ソーは反省どころか「父上は愚かな年寄りだ」と言い放つ始末で、ムジョルニアと神の力を奪われ地球に追放されてしまう。

力を失い見知らぬ土地に飛ばされたソーだったが、偶然出会ったジェーン(ナタリー・ポートマン)の力を借りながらムジョルニアを保管していると思われる国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」に身一つで乗り込むなど、破天荒さを炸裂させる場面が。一方で、ジェーンと惹かれあう中でこれまでの行動を見つめ直し、少しずつ変わろうとする様子も描かれる。

キャプテン・アメリカ、アイアンマンらと最強ヒーローチーム結成「アベンジャーズ」(2012年)


地球を愛するソーが、キャプテン・アメリカ(クリス・エバンス)やアイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)らヒーローたちと最強のチームを結成し立ち上がる。

地球侵略を企む弟・ロキ(トム・ヒドルストン)から人類を守るため、ソーはキャプテン、アイアンマン、ハルク(マーク・ラファロ)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)らと共に、「S.H.I.E.L.D.」の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)から“アベンジャーズ”として互いに協力するよう指示される。

ロキの差し金により次から次と地球に押し寄せる敵に苦戦を強いられるアベンジャーズだったが、ソーは雷神の力で敵の軍隊を一掃。その後もキャプテンの的確な指示により、ばらばらに戦っていたヒーローたちは少しずつまとまりを見せ地球を守り切ることに成功する。この戦いを機に仲間と戦うことの重要性を学んだソーは、アベンジャーズの中心メンバーとして活躍することに。