MLB初心者のさや香・石井、西岡剛が語る大谷翔平選手の技術論に「スゴいな……。わかりやす!」<MLB's ON FLEEK>

2024/08/16 16:00 配信

芸能一般

「MLB's ON FLEEK」より(C)AbemaTV,Inc.


#22では


#22では、「真夏の実技指導」と題し、MLB選手がくり出す超一流の技術を、日本球界で首位打者やゴールデングラブ賞の経歴を持つ西岡が、実演解説した。

まずは、大谷翔平選手の足をあげない打撃フォームに注目し、これは海を渡ってからの変化だと指摘した上で、西岡は「日本の投手はテイクバックが大きく、ゆっくりとしたフォームで投げる投手が多いが、MLBの投手はすぐに投げる。つまり、MLB投手の投球に振り遅れないために、足をあげないようになったんだと思う」と解説した。

また、「ノーステップのまま打つのではなく、右足をひねる“ため”が入る。彼にとって、これが足をあげる動作と一緒になるんだと思う」と西岡の技術論に、MLB初心者のさや香石井は「スゴいな……。わかりやす!」とうなっていた。

また、大谷選手がくり出す、相手の意表を突くセーフティーバントに、西岡は「『なぜバントする?』と聞かれても、大谷選手に聞かなわからんよ」と冗談を飛ばしつつも、「大谷選手の打席では、ショートが二塁の後ろ、サードがショートの位置につく“大谷シフト”が敷かれている。ということは、三塁に向けてボールを転がすことさえできれば、おのずとセーフになる。つまり、『どんなかたちであれ、出塁したほうがチームのためになる』と考えた時に、セーフティーバントをしていると思う」とていねいに解説した。

さらに、西岡流のセーフティーバントとして、西岡は「僕は一歩前に出て、フェアグラウンドに自分の体を入れて、セーフティーバントをしていた。セーフになるために、一歩踏み出す時には助走をつけていて、球がバットに当たった瞬間に片手を離していた」と現役時代をふり返った。

また、2024年7月末時点での日本球界の選手とMLB選手の最多エラー数を比較すると、日本球界では、阪神タイガースの佐藤輝明選手と千葉ロッテマリーンズの友杉篤輝選手のエラー数13が最多で、MLBはシンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズ選手の20が最多となる。この数字に対し、西岡は「エラーなんかしていい」とその上で、「彼らは、三遊間や二遊間の遠いところに追いついてしまうから、エラーになっちゃう。エラーしたくてミスしてる選手なんか、マジでいない」と熱弁すると、さや香新山の「エラーが多いから、守備がへたなわけじゃないんや」とふに落ちた様子に、西岡は「それは当たり前や」ときびしいツッコミを飛ばし、笑いを誘った。

「MLB's ON FLEEK」より(C)AbemaTV,Inc.