テレビ、ネットと引く手あまたのチョコレートプラネット 好感度が振り切っている名コンビが持つ魅力の“核”

2024/08/21 18:00 配信

芸能一般 コラム

27時間テレビで熱意を見せた長田とテレビ愛を語った松尾


チョコレートプラネットの魅力を語るうえでは、先月の「FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!」も外せない。新しいカギメンバーと共に総合司会を務めた27時間テレビでは、2人の熱い人柄が垣間見えたシーンがあった。

チョコレートプラネットは、お笑い第7世代として名前が上がる「霜降り明星」「ハナコ」よりも一回り年齢が上。優しいお兄ちゃん的な存在として「新しいカギ」を引っ張ってきた。霜降り明星が公式YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」で同番組を振り返った際には、「マジで最高。笑いも人柄もダンスも最高」(粗品)、「チョコプラさんいないと成立していないですから、新しいカギは」「ハナコと霜降りを引っ張ってくれたのは間違いなくチョコプラさん」(せいや)とコメントするなど、メンバーからの信頼も厚いようすが伺える。

同番組で印象に残っているのは、最後に各メンバーが高校生ダンサーとチームを組んでダンスを披露した「カギダンススタジアム」のなかでダンスを終えた長田の目に浮かんだ涙だ。

公式YouTubeチャンネル「チョコレートプラネットチャンネル」で長田は、「俺最後振付ミスっちゃったみたいな感じで、うわーってなって。27時間あんまりうまく立ち回れていないっていうのも含めて全部なんか申し訳なくなっちゃって」「俺だけやったら別に泣いていない。俺だけやったら全然別に失敗してもええ感じやねんけど。生徒がめちゃめちゃ頑張って、振付の先生もやってもらったからさ…。そこは申し訳ねえっていうのでちょっと泣いちゃったね」と当時の心境を振り返っている。

このコメントが出るのは、責任感が強く、何事にも真摯に向き合う長田だからこそ。面白さの追求だけではなく、共演者へのアツいリスペクトが感じられた。

一方の松尾は「カギダンススタジアム」に4分間フル出場しただけではなく、10種類のダンスに挑戦。その理由として、松尾は過去の27時間テレビでナインティナインの岡村隆史がダンスを踊り切った姿がかっこよく、そして面白かったことから、自分もダンス甲子園を盛り上げたかったという想いを明かしている。

事前の記者会見で「みんなネットやなんやって言ってますけど、この27時間を通して、テレビが一番面白れえんだっていうのを見せてやろうと思います」と語っていたとおり、並々ならぬテレビ愛・お笑い愛を感じさせる瞬間だった。

そんなチョコレートプラネットは、単独で5大都市を巡るツアー『CHOCOLATE PLANET LIVE TOUR 2024「Bloom」』が7月11日(木)の東京公演を皮切りに、東京・仙台・愛知・大阪・福岡にて開催中。今年もヨーロッパ企画・諏訪雅を演出に迎え、チョコプラ史上最大動員となる延べ13,000人の動員を予定している。

新作コントはもちろん、映像にもこだわった渾身の単独ライブ。8/24(土)の大阪公演は、動画配信サービス「Hulu」でのオンライン配信も予定されており、配信チケットが現在販売中だ。

またHuluでは、8月21日(水)よりチョコレートプラネットの作品を見放題配信する。配信されるのは、デビューから10年の間に作られた作品から厳選されたベストコントを収めた「チョコレートプラネット」と、進化を遂げた長田自作の小道具や変幻自在の松尾のキャラ、シュールさが笑いを誘う“しつこいネタシリーズ”などが詰め込まれた「チョコレートプラネットVol.2」の2タイトル。DVDで発売されている人気作の本編映像を、Huluで楽しむことができる。

「Hulu」ではほかにも、チョコレートプラネットが出演した「有吉の壁」「ウチのガヤがすみません!」「熱唱!ミリオンシンガー」といった番組を配信中。これまでもこれからも、勢いのまま止まらないチョコレートプラネットの活躍に期待したい。