「~芸能生活50周年~ 松平健祭り」時代劇専門チャンネルにて開催 “時代劇スター・松平健”の歩みを代表作から紐解く

2024/08/23 11:00 配信

ドラマ 映画 速報

「吉宗評判記 暴れん坊将軍」

「吉宗評判記 暴れん坊将軍」(C)東映


松平健の代表作「暴れん坊将軍」の記念すべき第1シリーズ「吉宗評判記 暴れん坊将軍」が、8月26日(月)よる6時より改めて放送開始される。松平にとってはデビュー間もない時期に主役として抜擢され、一気にスターダムに駆け上がった作品。以後20年以上続く人気シリーズへと発展した。

江戸幕府の最高権力者である八代将軍・徳川吉宗、人呼んで「暴れん坊将軍」。幕府中興の祖として、名君との誉れ高い吉宗が、江戸城から市井に飛び出して、町火消し“め組”に居候する貧乏旗本の三男坊・徳田新之助に身をやつし、江戸の庶民たちと交流しながら世にはびこる悪を斬る姿を描く。

長寿シリーズとして「暴れん坊将軍」の黄金パターンが出来上がる前の様々な試みが見られる第1シリーズ。吉宗が城を抜け出すきっかけ、め組の辰五郎(北島三郎)、大岡越前守(横内正)との出会い、徳田新之助と名乗り“め組”に居候することになったいきさつ、小石川養生所や目安箱の設置などを描いた貴重なエピソードが満載。これを皮切りに、全総話数832話をほこる全12シリーズとスペシャル版を順次放送予定。

松平は「『暴れん坊将軍』は、初めて時代劇の主演を務め、長きにわたって(徳川)吉宗と松平健が成長を共にした作品です。師匠の勝(新太郎)先生からは『将軍をやるんだから、あまり安い店ばかりに行くなよ。日常生活は顔に出るから』と言われましたね」と当時を振り返る。

また現在、時代劇専門チャンネル公式Xではフォロー&ハッシュタグプレゼントキャンペーンも実施中だ(※8月26日(月)よる7:30〆切予定)。時代劇専門チャンネルの公式Xをフォローした上で、ハッシュタグ「#みんなで成敗」をつけて感想を投稿すると、抽選で3名に松平健直筆サイン色紙、20名にチャンネル公式キャラクター「若」のサンバステッカーがプレゼントされる。

「マツケン 3枚トーク」

松平健


「~芸能生活50周年~ 松平健祭り」を盛り上げるべく、時代劇専門チャンネルでしか観られないミニインタビュー番組「マツケン 3枚トーク」も放送。8月「暴れん坊将軍」、9月「時代劇で演じた役柄」、10月「殺陣」というテーマで、放送作品の写真3枚を見ながら、松平が作品にまつわるエピソードを語る。また、番組後半にはゲーム要素を取り入れた楽しいコーナーもあるので、お見逃しなく。

「額田女王 第一部 くれないの恋/第二部 むらさきの歌」

「額田女王 第二部 むらさきの歌」(C)ABCテレビ


井上靖の同名歴史小説を原作とする、歴史大ロマン。今回がBS・CS初放送で、数ある松平健の出演作の中でも、とりわけ貴重作だ。NHK大河ドラマ「草燃える」と同様に中島丈博が脚本を務め、台詞には現代語が使われた。

大化の改新(645年)から壬申の乱(672年)へ。血塗られた歴史に惜しみなく奪う愛があった。中大兄皇子(近藤正臣)と大海人皇子(松平健)兄弟2人に愛された万葉歌人・額田女王(岩下志麻)の女心と、古代国家形成を描く。兄への忠誠と、額田女王への愛に揺れる、男くさく荒々しい大海人皇子を、当時「暴れん坊将軍」で人気絶頂の松平健が演じる。実験的な映像と、貴重なラブシーンを含む情熱的で激しい演技を見せる刺激的な松平健の姿は見逃せない。

「奇兵隊 第一部 京洛の花に舞う ―決起の章―/第二部 四境ことごとく敵 ―回天の章―」


奇兵隊を組織し、明治維新を成功に導き、29歳という若さで散った高杉晋作の生涯、そして、幕末の動乱に翻弄される若き武士たちの波乱万丈の人生を描く。

高杉晋作に扮した松平健は、出家シーンのために剃髪し、晋作の病状とともに減量するなど、鬼気迫る芝居を見せた。ドラマ最大の戦いとなった禁門の変のシーンでは、1500万円かけて制作した蛤御門を一気に爆破するなど、臨場感あふれるシーンの連続で目が離せない。

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