土居志央梨、“よね”の言葉は伊藤沙莉“寅子”への愛情表現「いつも心の中によねを住まわせておきたい」<虎に翼>

2024/08/23 12:00 配信

ドラマ インタビュー

「虎に翼」より(C)NHK

よねと気持ちがリンクして…泣きそうになりました


――第20週ではよねが弁護士になりました。その時のお気持ちをお聞かせください。

台本を読んだ時ももちろんうれしかったんですが、一番ぐっときたのは第20週からの衣装を新たに合わせた時でした。スーツに弁護士バッジをつけてもらった時に、本当に泣きそうになるくらいにうれしくて、何十年越しの夢がかなったような…こんな気持ちになるんだなと。よねと気持ちがリンクしたような、念願かなった思いでした。

――名刺には“山田轟弁護士事務所”とありますね。

第20週で出てくる“山田轟事務所”は劇中のじゃんけんで決まったんですが、あのシーンは本気でじゃんけんしましたね。全然勝てなくて私が勝つまで7回戦くらいしました(笑)。白熱してじゃんけんをしたのでぜひそこも改めて注目してもらえたら(笑)。

――轟との印象的なシーンを教えてください。

第21週で、轟が初めてトラちゃんに花岡(岩田剛典)への思いや、今の恋人・時雄(和田正人)さんとの関係に対する思いを打ち明けるシーンが印象に残っています。

轟の優しさや信念を感じて、今までにない轟の表情を見られてすごく感動しました。最後の私のせりふがぶち壊していないといいなと心配してしまうくらい(笑)。

――よねと轟の関係については、土居さんはどのように見ていますか?

相棒ですよね。よねも轟の前ではかっこ悪いところも見せられる相手なんだろうと思います。かっこ悪いところを見せられる相手という意味では、轟だけなんじゃないかなと。よねはトラちゃんにもそういうところを見せないように振る舞っていると思うので。

相棒であり家族のような存在、安心できる相手なのかなと。戦後に再会し、一緒に事務所をやろうとよねから轟を誘ってはいますけど、きっとよねも轟に救われたんだろうと思っています。あそこで出会えてよかったなと思いますね。